新しいメガネをかけて張り切ってスーパーへ買い物へ行った。
視野角の広いレンズを選んだおかげで視線を動かさなくても情報が入ってくる。
色つきのレンズのおかげで自分の目の表情も気にならない。
これはとても生きやすいと感じた。
でサービスカウンターでタバコを買うのだけれども最初は店員さんの顔も見られて大丈夫だったのに注文してから店員さんがタバコを持ってきて見る側から見られる側に変わったら全然店員さんの顔を見られない。
視界が真っ暗になり心が重くなり空虚だ…。
心が死んだ。
何事もなかったかのように支払いして帰宅したけどしばらく心が死んだ状態でつらかった。
正視恐怖症(視線恐怖症)はメガネのおかげでだいぶマシになったと余裕かましてた反動でいつもよりつらく感じてしまったみたい。
正視恐怖症、一筋縄ではいきませんな…。
でも陰性症状と陽性症状が入り混じっていた時はこの心の死んだ状態が当たり前で何年も心の死んだ状態で生きてた。
そう思うと今のこの状態はとても幸せなんだなぁと実感できた。
だからやっぱりいくら辛くても生きてこそなんだなぁと思うよ。
いくらつらくても生きてさえいればいつか平穏は訪れる。
そう信じてる。
社会復帰とかはまた別の話。
そんなにハードルを上げる前に心の平穏が訪れる。
そこから徐々に動ける範囲でやれることをやっていけばいいと思う。
遊びでもいいと思う。
統合失調症になると遊ぶことも満足にできなくなる。
だからやれることからやっていけばいいと思う。