@浜離宮朝日ホール
今回の公演は「津軽民謡」がテーマでした。
第1部は、洋装の、津軽三味線プレイヤーの上妻さん。
1.津軽よされ節
2.十三の砂山
は、独奏でした。
津軽三味線の演奏は、ロック、ブルースだなあと思いました。
3.紙の舞
二十五絃筝の中井智弥さんとの合奏です。
この曲は、上妻さんのオリジナル曲。
緩急もあり、箏と津軽三味線とのセッションが、ライブっぽくて良かったです

4.秋田にかた節
尺八の藤原道山さんとの合奏です。
道山さんの尺八は、風景が浮かんでくるようです。初めて吹かれる曲とおっしゃっていましたが、すっかり道山さんの曲になっていました。音がすごく良く響いて鳴っていました。尺八は、やはり民謡など邦楽が良いと思いました。
アレンジによって、現代風の音楽になっていきました。
5.竹田の子守唄
津軽三味線と二十五絃箏と尺八の合奏です。かなりアレンジがかかっていましたが、それぞれの楽器が引き立てられていました。
6.華
上妻さんのオリジナル曲です。
3者の合奏が盛り上がり、第1部は終了となりました。
第2部
1.じょんから節 六段
2.旧節
3.津軽おはら節
4.津軽じょんから節
5.津軽あいや節
6.津軽よされ節
7.津軽甚句
アンコール じょんから節
お着物に袴姿の三味線奏者、上妻さんに変わりました。
じょんから節六段は、津軽三味線奏者の福士豊勝さんとの合奏で、迫力ありました。
旧節では、太鼓、唄、手踊りが加わり、津軽民謡は、賑やかな雰囲気になりました。
唄は、福士あきみさん。豊勝さんの姪御さんです。良いお声でした。
太鼓は二代目成田雲竹女さん。
おはら節。豊勝さんも、民謡を唄われました。
のどを傷めていたそうですが、そう感じさせない唄でした。詞に味がありました。
豊勝さんのじょんから節には、青森の空気なのかな、というのが感じられました。
あいや節では、成田雲竹女さんが唄われました。唄には、太鼓が付くのですね。
よされ節
津軽三味線は、民謡の前奏でたっぷりと聴かせてくれます。力強い音と繊細な音。
唄になると、伴奏に徹しているようですが、唄の節回しに合わせて盛り上げていて、三味線に注目すると隠れて(?)凄い演奏をしているのがよくわかりました。
最後の「津軽甚句」には、出演者全員が参加しました。尺八と箏も加わり、大曲になりました。手踊りも入り賑やかです。
急病のため休演と発表されていた、福士豊秋さんが出演され、唄われました。
言葉では表現できない、何かいろいろが感じられて、心に響いてくるお唄でした。不思議と自然に涙が出てきました。
津軽三味線は、即興で演奏されるものなのだそうです。同じ演奏は二度と無いとのこと。そのような、ライブ感が観客をぐっと惹きつけるのだなあと思いました。
遅くなったけれど、清々しい気持ちで家路につきました。
明日もがんばろうっと

満月が、きれいな夜でした

