二代目吉田玉男 襲名披露狂言としては、
『一谷嫩軍記』「熊谷桜の段」「熊谷陣屋の段」
5月にはお江戸でも公演がありますが、チケット争奪戦が激しいことを想定して、大阪へ行ってきました。
大阪のチケットはお江戸より取りやすいとはいえ、11列目の下手側の端の方。
前の方の頭で‘アタック25’状態でした

床もよく見えないし、字幕もよく見えず、同じ一等席なのに、不公平ではありませんか

早起きしてがんばって遠征したのに

ストレス抱えての観劇となりました。
『靭猿』
松葉目の舞台です。
文楽にも松葉目物ってあるのですね

大名、太郎冠者、猿曳、猿が登場します。
大名が猿の毛皮を欲しがるのですが、猿が健気にも芸を始めるので、大名の心が動かされ、猿は助かります。
この演目の主役は猿ですね。
動きが可愛い(らしいのですが、見えないし!)ので、観客は楽しそうでした

猿を遣われているのは、玉翔さんです。
玉翔さんは、子役もよく遣われますが、長身でイケメンなのでギャップが



いつも気になってしまいます

『口上』
文楽の口上は初めて拝見しました。
進行役は、千歳大夫さん。
語り手らしい口上です

続いて、嶋大夫さん。いぶし銀の感じです

三味線の寛治さん。初めてお声を聞かせていただきましたが、想像していたより、ずっとお若いお声なので感激しました。
これからも、味わい深い三味線を楽しませていただきたいと、期待が膨らみました

そして、玉男さんと同世代の和生さんと勘十郎さん。
皆様、真面目でいらっしゃいます。
国立だからでしょうか

玉男さんは、口上を述べられません。
後ろにはずらりと一門の方々が勢揃いしていました

『一谷嫩軍記』
歌舞伎でお馴染みの狂言ですから。
見えないところは、心の眼で楽しみました

直実登場の前に、相模と藤の局の場面がたっぷりとあります。和生さんと勘十郎さんです。藤の局は風格と気品があり、衣装は金色ですが、落ち着いた中にも女性らしさがあり良かったです

堤軍次の玉佳さんは、よく見えませんでした

ああ、熊谷直実をもっとよく見たかった(>人<;)
今後の上演をお待ちしておりまする~
『三十三間堂棟由来』
平太郎住家より木遣り音頭の段
昔、梛(なぎ)と柳の大木が、互いの枝を交わして夫婦となりましたが、蓮華王坊に枝を切られてしまいました。蓮華王坊は柳の枝に貫かれて命を落とし、白河法皇に生まれ変わります。
梛の木は、平太郎に。
柳の木は、お柳に。
平太郎とお柳は夫婦になっていて、平太郎の母と、子のみどり丸と暮らしています。
法皇は頭痛に悩まされています。
三十三間堂の建立のために、柳の大木が伐り倒されることになりました。
柳の木が伐られると、お柳は家族と別れなければなりません。
お柳は消えてしまいましたT_T
柳の木は人足達に引かれてきましたが、突然動かなくなります。
みどり丸が変わって引き、平太郎が木遣り音頭を唄うと、動き出しました。
木遣り音頭が、柳の精であった母を慰める唄に聞こえる、神聖な感じのする場面でした

今日は、入れ替えの第2部を観に行きます。
2列目で、先週の分を取り返してきます

