演出 坂東玉三郎
出演 DAZZLE
@赤坂ACTシアター
DAZZLEは、ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合したダンススタイルを創造するダンスカンパニーだそうです。
玉三郎さんの演出で、ジャンル分けされないダンス、ということに、興味を持ったので、行ってきました

1. ストラヴィンスキー : 春の祭典
辛子色の衣装。9人のダンス。
「春の祭典」は、バレエ音楽。
バレエ団の公演を、一度だけ観に行ったことがあります。ベジャールの振付だったかと。遠い昔のことですが、生け贄のストーリーが印象に残っています。
バレエの物語性がどのように表現されるのか、興味深く拝見しました

9人の群舞が、曲によく合い、揃っていました。
2人一組の絡みでは、個性が活かされていたように思いました。
構成はおもしろかったです。
舞台後部に一列に並んで、個々に動くところ。
移動に無駄がなく形が変わるところが、さすがにすごいなぁと思いました。スピーディな展開でした。
円形に踊るところでは、個性が表れているように感じ、こういうのがダンスのおもしろさだと思いました

2.マーラー : 交響曲第4番 第3楽章
アダージョ。白い衣装。
スローテンポの曲では、個々の感性が表れやすく、イメージを膨らませやすいと思いました

作品に厚みを増していると感じます。
立ち姿、歩く演技は、かえって難しいものと思いますが、マーラーの世界を崩さず表現されているようで、とても良かったです

9人の造形の良さも印象的でした。
9人のダンスから、途中で後ろの幕が上がって20人ほど加わりましたが、ゆったりした感じで自然で、違和感がありませんでした。
今日の3作品のうち、一番好きな作品でした

3. タンゴ・アルゼンチーノ より
タンゴの踊りのための曲なので、群舞でどのように表現されるのかな、群舞でタンゴに挑戦
であると思いました。
であると思いました。30人くらいの群舞です。
椅子を並べて、黒ずくめの衣装、ベスト、ネクタイ。露出された手を効果的に使っていました。
歌詞のある曲では、歌詞に合わせて踊ります。ダンサーの個性が表れていて、おもしろい演出でした

曲は小品10曲足らずだったでしょうか。
聞き覚えのあるピアソラの曲は、やはり独特で、DAZZLEの群舞の良さが発揮されていると思いました

このような作品が創り出されるのも、ピアソラはすごい作曲家なのだと思います

カーテンコール。
観客はスタンディングオベーション。
盛り上がりました

玉三郎さんも舞台に上がられました

バレエ音楽、交響曲、タンゴ。
バラエティに富んでいました。
次回作も、楽しみです

玉三郎さんは、演出を続けられるでしょう


