白拍子妻菊  実は 葛城山 女郎蜘蛛の精  玉三郎さん
渡辺綱  勘九郎さん
源頼光  七之助さん
坂田金時  染五郎さん

卜部季武  猿四郎さん
碓井貞光  弘太郎さん


蜘蛛の拍子舞を拝見したのは、5年振りくらいになります。シネマ歌舞伎では観たことがありませんでした。

3人が、美しくない館の前で、仲良くお手手繋いで踊っていたな、と印象が残っていました。

白拍子妻菊はスッポンから、暗くなって面灯り、ドロドロの音で登場します。
玉三郎さん、扇でお顔を隠して、赤姫のような拵え、立ち姿から美しいです。

七之助さんの頼光は、美形の若武者でした。こんなに若くてイケメン頼光とは!

勘九郎さん渡辺綱は対照的にどっしりとしていました。

3人で、足拍子を踏んで、踊ります。

妻菊が、物の怪の正体を顕わし始め、踊りが変わってきます。千筋の糸を投げてスッポンへ引っ込みました。

猿四郎さんと弘太郎さん、女郎蜘蛛との立廻り。
お二人の息は良く合っていて、動きや形がきれいにキマっていて、見応えがありました。
女郎蜘蛛も良く出来ていました。不気味さ加減が程良い感じでした(^^)面白かったです。

館の御簾が上がると、女郎蜘蛛の精に変わった、玉三郎さんです。
妻菊の美しさとはうって変わって、すごい不気味な隈取でした。
どこに眼があるのでしょう。
とても人とは思えない(蜘蛛でした)、人ではないものでした(゚o゚;;
頼光と綱との立廻りで、千筋の糸を投げて抵抗します。

「待ちあがれ~」
「きりきり消えて無くなれ~」
押戻しは坂田金時、染五郎さん。
荒事らしく、少年のような無邪気さが、染五郎さんの持っていらっしゃる雰囲気と、とても良く合っていると思いました。
押戻しが良かった!の感想になりました(*^^*)

女郎蜘蛛の精は頼光に刺されてしまいました。

花四天の皆様も、金閣寺に続いて大活躍で、盛り上がりました。