中村屋~
十七世、十八世勘三郎追善



始めの演目は、野崎村です。

2日めです。


七之助さんのお光、予想以上に良かったです(*^^*) 
(生意気にごめんなさいm(__)m)


久松との祝言を控えて、いそいそと大根を刻んだり、鏡を覗き込んだり、前半はしどころの多いお役です。ちょっと硬いかなと思いました。
お染が訪ねて来たところ、お店のお嬢様にいけずをするところは、田舎娘のやきもち焼きが可愛らしくて、野崎村のお光を応援したい気持ちになりました。

父九作に促されて、渋々奥へ引っ込むところ、久松に心をたっぷり残しています。

お染久松は、添えないなら互いに自害をしようと決意しますが、そのことを察したお光の潔いこと!
お光が選んだのは、同じく世を捨てることでも、出家することでした。若い娘が髪を下ろすことは、大変なことだったでしょう。

いつもは、障子の内にいるけれど、姿を見せない母おさよが、今回は登場します。
お光のお歯黒姿を見てから死にたかった、と祝言を喜んでいます。
目が不自由なのですが、お染が自害しようとした声に、お光を手探りで確認し、出家しようとしているのがわかります。
九作は、病気のおさよのために、お光と久松の祝言を急いでしまったと悔やんでいます。

油屋後家お常が、心配してお染を迎えに来ました。お染はお嬢様なんだなぁ。。すぐ剃刀を出して、、、
お常は秀太郎さん。お店のお家様の風格を感じました。

お染とお常は船で、久松は陸路を駕籠で、大坂に向かいます。

兄さん、おまめで。お染さん、おさらば。

すまなそうにしているお染に対して

わっけもないお染様。短気起こして下さんすな。と気丈に振る舞い、微笑んだ表情で見送るお光に泣けました。



お染久松が去った後。
鐘の音。ホトトギスの声。
「ととさん。」とお光は九作に静かに縋りつきました。
もっともじゃ、道理じゃ。と彌十郎さんの父九作は、お光をしっかりと受け止めていました。

最後の場面、九作に縋りつくお光の後ろ姿から、気持ちが伝わってきました。
七之助さんお光に、最後も泣かされました。
良かったです(T_T)


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