千利休 海老蔵さん
妻 宗恩 中谷美紀さん
他の配役は?予習せず(^^;;
観ているうちにわかる人物と、
名前のわからない人物がいました。
利休、始めの名は宗易。
利休と名を変えたのは、刀を休めよとの意です。
秀吉に対するメッセージのようです。
茶室を「待庵」と名付けたりして、
政にそれとなく関わってきます。
宗易は織田信長に気に入られ、
秀吉にも重用されていましたが、
後に疎まれるようになり、切腹を命じられ、果てます。
このあたりの話は、
いろいろなテレビの時代物語で出てくるので、
よく知られているところ。
この映画では、
利休の美に対する情熱、信念に視点が置かれています。
利休が、陶匠(柄本明さん)に茶碗を作らせる場面があります。
利休の美意識に適うまで、作り直させます。
(この樂茶碗は、海老蔵さんのブログによく紹介されていたものに似ています?)
細川ガラシャ(黒谷友香さん)は
利休は美しい物を恐れているようだと言います。
(確かガラシャが言っていたかと、、)
弟子の宗二は、
美しいと、ものの価値を上げていく大名たちが滑稽だ、
のようなことを言っていました。
美しいもののために、
人の判断はおかしくなっていってしまうようです。
始めの方に颯爽と格好よく登場する、
織田信長(伊勢谷友介さん)は
自分の価値判断で、美しいものに値を付けていきます。
宗易が献上した美は、独特のもので息をのむほどです。
本当に美しい。ちょっとできそうでできないかもです。
やがて、猫も杓子もみたいに茶道が広まっていきます。
人々が利休を崇めるようになったことから、
秀吉は、自分が天下人でいたいが為に、
利休が美を追求する生き様を認めようとしないのです。
秀吉は大森南朋さん。敵役です。
利休の娘は秀吉に側室に望まれますが、
母はきっぱりと断ります。
それが悲劇を生むことに。
美しく聡明な娘さんのお役は鳴海璃子さんです。
曰く付きの香炉。いつも、利休が懐に大事に持っています。
秀吉がそれをよこせと、言いますが、渡すことはしません。
冒頭で、利休切腹の前に、妻宗恩が、
「女は、煩悩をずっと抱えて生きています。」
「あなた様には他にずっと想う人がいたのでしょう。」
とたずねます。
利休の十代のころが、回想されます。
利休が茶道に入る前のお話。
若い利休のハチャメチャなところ。
想いをよせた高麗の女性との話。
香炉のこと。
が、明らかにされていきます。
高麗の女性との出会いは、
利休が美を追求する元になり、
いつも心の奥に留まっているようです。
若い利休を支えているのは、
父(伊武雅刀さん)、置屋の女将(大谷直子さん)、
大徳寺の住職(中村嘉津雄さん)のベテランの俳優さんです。
高麗の女性を預かっていた武野紹鴎は
利休の茶道の師匠となりますが、
團十郎さんが演じていらっしゃいます。
若い利休の才能を認め、温かく見守るお役です。
團十郎さんは、そこに生きていらっしゃいました。
利休切腹の後、妻は香炉を大事に取ります。
いつも、茶道具を管理したりして、利休を支えてきた妻ですが、
香炉の由縁をわかっています。
夫の死、香炉を目にした妻は、平静でいられるものだろうか?
と、胸が詰まる思いで見ていたら、
やはり香炉を投げ壊そうとしました。
ううっ、やっぱり、そういう気持ち(>_<)
何度も投げつけようとするけれど、やはりできず、
じっとこらえるのです。
「利休にたずねたいのは。。」
の台詞で終わります。
妻は、何をたずねたかったのでしょう。
利休は自分にとって、美しいと感じるものを
情熱をもって追求し、
そうでないものには、決してへつらわず、
信念を貫き通し、独自の世界を創っていきました。
天下を狙っていたわけでもないでしょうに。。
自然と調和しつつ、手を加えて美を創りだしていく。
四季の移り変わりがある、日本だからこその美。
それが、日本の「おもてなし」にも繋がっているのだなぁ
と思いました。
妻 宗恩 中谷美紀さん
他の配役は?予習せず(^^;;
観ているうちにわかる人物と、
名前のわからない人物がいました。
利休、始めの名は宗易。
利休と名を変えたのは、刀を休めよとの意です。
秀吉に対するメッセージのようです。
茶室を「待庵」と名付けたりして、
政にそれとなく関わってきます。
宗易は織田信長に気に入られ、
秀吉にも重用されていましたが、
後に疎まれるようになり、切腹を命じられ、果てます。
このあたりの話は、
いろいろなテレビの時代物語で出てくるので、
よく知られているところ。
この映画では、
利休の美に対する情熱、信念に視点が置かれています。
利休が、陶匠(柄本明さん)に茶碗を作らせる場面があります。
利休の美意識に適うまで、作り直させます。
(この樂茶碗は、海老蔵さんのブログによく紹介されていたものに似ています?)
細川ガラシャ(黒谷友香さん)は
利休は美しい物を恐れているようだと言います。
(確かガラシャが言っていたかと、、)
弟子の宗二は、
美しいと、ものの価値を上げていく大名たちが滑稽だ、
のようなことを言っていました。
美しいもののために、
人の判断はおかしくなっていってしまうようです。
始めの方に颯爽と格好よく登場する、
織田信長(伊勢谷友介さん)は
自分の価値判断で、美しいものに値を付けていきます。
宗易が献上した美は、独特のもので息をのむほどです。
本当に美しい。ちょっとできそうでできないかもです。
やがて、猫も杓子もみたいに茶道が広まっていきます。
人々が利休を崇めるようになったことから、
秀吉は、自分が天下人でいたいが為に、
利休が美を追求する生き様を認めようとしないのです。
秀吉は大森南朋さん。敵役です。
利休の娘は秀吉に側室に望まれますが、
母はきっぱりと断ります。
それが悲劇を生むことに。
美しく聡明な娘さんのお役は鳴海璃子さんです。
曰く付きの香炉。いつも、利休が懐に大事に持っています。
秀吉がそれをよこせと、言いますが、渡すことはしません。
冒頭で、利休切腹の前に、妻宗恩が、
「女は、煩悩をずっと抱えて生きています。」
「あなた様には他にずっと想う人がいたのでしょう。」
とたずねます。
利休の十代のころが、回想されます。
利休が茶道に入る前のお話。
若い利休のハチャメチャなところ。
想いをよせた高麗の女性との話。
香炉のこと。
が、明らかにされていきます。
高麗の女性との出会いは、
利休が美を追求する元になり、
いつも心の奥に留まっているようです。
若い利休を支えているのは、
父(伊武雅刀さん)、置屋の女将(大谷直子さん)、
大徳寺の住職(中村嘉津雄さん)のベテランの俳優さんです。
高麗の女性を預かっていた武野紹鴎は
利休の茶道の師匠となりますが、
團十郎さんが演じていらっしゃいます。
若い利休の才能を認め、温かく見守るお役です。
團十郎さんは、そこに生きていらっしゃいました。
利休切腹の後、妻は香炉を大事に取ります。
いつも、茶道具を管理したりして、利休を支えてきた妻ですが、
香炉の由縁をわかっています。
夫の死、香炉を目にした妻は、平静でいられるものだろうか?
と、胸が詰まる思いで見ていたら、
やはり香炉を投げ壊そうとしました。
ううっ、やっぱり、そういう気持ち(>_<)
何度も投げつけようとするけれど、やはりできず、
じっとこらえるのです。
「利休にたずねたいのは。。」
の台詞で終わります。
妻は、何をたずねたかったのでしょう。
利休は自分にとって、美しいと感じるものを
情熱をもって追求し、
そうでないものには、決してへつらわず、
信念を貫き通し、独自の世界を創っていきました。
天下を狙っていたわけでもないでしょうに。。
自然と調和しつつ、手を加えて美を創りだしていく。
四季の移り変わりがある、日本だからこその美。
それが、日本の「おもてなし」にも繋がっているのだなぁ
と思いました。