シアターコクーン
海老蔵さんの自主公演。
コクーン歌舞伎とは趣が違いました。
常式幕で開きます。
「蛇柳」は歌舞伎十八番の復活。
蛇柳は、かつて高野山の奥の院に存在した柳の霊木のことで、
弘法大師が災いを起こす大蛇を柳に変えたものだという伝説が
残っているそうです。
柳が蛇に見えたその精神状態を表現する。というようなことを
製作発表で海老蔵さんが話していました。
前半は能がかり、舞踊、最後はやはり歌舞伎十八番だな、
という展開でした。
「疾風如白狗怒濤之花咲翁物語。」
はやてのごときしろいぬどとうのはなさきおきなのものがたり
~はなさかじいさん~
配役は、筋書きを買って見るまでわかりませんでした。
ストーリーは筋書きに詳しく書いてありませんが、
対談記事にヒントが、、、
ABKAI製作発表の動画が予備知識となりました。
海老蔵さんは花咲爺さんやりません。
何役かやります。
一番は犬です。
犬は他の昔ばなしと絡んでいます。
どうしてこの町には花が咲かないのか、現代に通じるところもあり、
枯れ木に花が咲くところを観て欲しい、というのがテーマとのことです。
感想
始めはこれが竹本?と思いましたが、普段聞き逃しがちな竹本に
耳を傾けやすくなる効果があると思いました。
海老蔵さんの犬は意外な展開で、おもしろかったです。
他の役との早替わりもありました。
花咲爺さん、妻のせつ婆もよかったです。
愛之助さん、「蛇柳」の僧も良かったですし、花咲爺さんも良かったです。
市蔵さん、吉弥さんが登場されると歌舞伎らしくなります。
人気者の福太郎くんは、良いお役がついていました。
かわいらしいです。
最後には枯れ木に花が咲いて、華やかな舞台となりました。
ファンタジーな昔ばなしでした。