私のセラピストの始まりは
ばぁちゃんの肩揉み係。


夜眠れないと
「肩揉んでけろ〜」
とやってくるばぁちゃん


肩を揉むだけで
よく眠れると言います
病院で貰っている睡眠薬よりも眠れるんだと


何年も続けて行くうちに
人の手には不思議な力があるんだろうなと思うようになりました



高校を卒業して美容部員になってからも
「人の肌に触れる」場面は増え
一日何十人と触れるたびに


“あ、このお客さまはこんな方だ”
“このお客さまにはきっとこんなことが必要だ”
“きっとすごく我慢をして頑張っているんだな”
と感じ取れるようになっていきました



私の手が気持ちいいと喜んでくれ
それが嬉しくて
もっと肌に触れる時間が長く
もっと心に寄り添える
フェイシャル専門の道へ



私が想うフェイシャルとは
肌を綺麗にするだけじゃなく
肌を通して心と身体を繋いでいくこと



私が感じたことを
手のひらから伝えていくこと
癒していくこと
必要ならば浄化していくこと



そんなセラピストとしてのストーリーを
思い出していた満月からの数日でした






今も、これからも

ばぁちゃんとの大切な時間


いつもありがとう☺️