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「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」
(天台宗開祖 最澄)
こんにちは、進化を続けるあるくま塾長の小林です。
前回、「引きこもり」のブログを書きましたが、引きこもりを
中心に介護、困窮といった複合的な問題を抱えている家庭が、
増えている。
これに対応するため、市区町村の窓口を一本化する
仕組み作りを始める自治体を国が財政面で支援すると発表。
元農水次官について、容疑者76歳の被害者長男44歳を
殺害した事件の初公判があり、引きこもりが原因だった。
エリート中のエリートが起こした事件に社会の関心が高かった。
長男は学校でいじめに遭うなどして家庭内暴力を行うようになり、
「自分が刺さなければやられていた」と説明した。
40~60代の中高年の引きこもりは、全国推計61万3千で
若者層(15~39歳)を上回る。
今年2~4月に実施した引きこもり実態調査の結果
県内当事者2290人
40歳以上の中高年層は1412人 63.1%(年代不明者は除く)
引きこもり10年以上の人は
40歳で49.2%
50歳で47.7%
長期化が進む実態が浮かび上がる。
また、血縁や地域のつながりは薄れ、家庭内の問題は
外側から見えづらくなった。
特に引きこもりの問題は長年見過ごされ、縦割行政の
影響から、親が80代、子供が50代となり共倒れする
「8050問題」が問題なっている。
有識者会議の最終報告書は、「個人や世帯が抱える生きづらさや
リスクが複雑化、多様化しており、従来の社会保障の
仕組みでは、十分な対応が難しい」と指摘。
スタッフが専門外の課題に対応できずに、
制度のはざまで取り残される人も少なくない。
孤立した当時者が、社会とのつながりを取り戻しために、
行政だけでなく、地域住民も巻き込み取り組む必要がある。
私の周りにも、同様なケースがあり、両親が亡くなった後、
どのようになるか心配である。
又、川崎市殺傷事件のように、犯罪との関係も
社会問題となってきている。
引きこもり、介護、困窮といった複合的な問題を
自宅を訪問したり、NPO、社会福祉法人などと連携して
継続した支援が必要ではないでしょうか。
厚生省はこうした取り組みを進める市区町村を、
財政面で支援するが、この取り組みの成功例を
全国に広げるネットワーク作りも必要であると思います。
まさに、このような活動は、「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」
の様な皆がきずかない片隅で、社会を照らす人が必要です。
アフガンの中村医師の「たとえ注目されなくても、自分の
置かれた場所でベストを尽くす」ことが大切ではないでしょか。
ブログを読んで頂きありがとうございました。
脳寺子屋 博学義塾 小諸校
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