地下活動を専門とするMKKFですが、
一度だけ、M奈K奈ミニライブを見に行ったことがあります。
知り合いがよく買い物に来るショッピングモールなので、
理性は「見つかるからやめとけ」と言っていたのですが
本能に勝てなくてつい。
けだものだが、って?・・・違いますってば。
「たまたま通りかかって見ていただけ」
という言い訳を通すために、
開演1時間前からステージから一番遠い場所を陣取って、
ずっと続けて待ってました。
遠いところと言っても
狭い場所だったのでステージから6~7mくらい。
いよいよ開演すると、M奈さんが
「もっとみんな前に詰めてくださーい」
というのでみんな前に動き始めました。
ええっ、やばい。
何のために1時間前から最後部で待ってたのか。
慌てて、近くの子供やお年寄りを見つけて
「どうぞ、どうぞ」と前に追いやる。
みな感謝と尊敬の目でこちらを見る。
いやいや、こちらこそ助かりますって。
「赤いスイートピー」が始まる。
M奈さんが手拍子の合図を客席に送る。
周りの人も手拍子をする。
でも自分は窮屈で手拍子できない。
いや、そんなことしたらファンだとばれちゃう。
で、小さくなってじっとしてたら、
客席を見回していたM奈さんの目が、
自分の方を見て止まった。
テレビでは庶民的なM奈さんでも
直接目が合うと圧倒されてしまう。
思わず後ずさりしたときには、
目線は他に流れていました。
「赤いスイートピー」を歌い終わったあと、
M奈さんが眉をひそめながらK奈さんに何か話しかけてる。
口が笑ってない。
まさか、「手拍子してない人がいるよ」とか話してるのでは・・・
なんだか恐ろしくなって
思い切りウエルカムの笑顔を作りました。
きっと“笑うアシカ”みたいな顔になっていたと思います。
その後、2曲ほど歌って、ジャンケン大会とかあって終了。
握手会はさすがにリスクが高すぎるので
遠くからながめただけで帰りました。
汗びっしょりのイベント体験でした。
イベントこわい。
でも、またこの街に来てね。