私は小学生の時、全体朝礼や
運動会の練習が苦手でした。
校長先生の長い長いお話や、
団体で一斉に整列・行動して
何度も何度も練習させられる
運動会の練習が大嫌いでした。
でも、態度には出す事が出来ず
先生の言う通りに真面目に
従順に従っていました。
中学、高校の部活動も
結構ハードでしたが
真面目にこなしてきました。
そのおかげで
学校教育のおかげで耐性がつき、
どんな仕事や職場に行っても
それなりに折り合いを付けて
真面目に働く事が出来ています。
これがいいのか、悪いのか。
最近よく分からなくなってきた。
この本を読むと、
色々な気持ちが錯綜してきます。
※以下、要約。
学校教育とは、
工場=会社の予行演習。
ボス(教師・管理者)に従い
命令通りに働く人間、
従順で使いやすい労働者を
会社に大量納品する役割を
学校は担っている。
時間割の厳守。
全体行動。
理不尽への耐性。
指定された場所に毎日規則正しく通い
リーダーの指示に耳を傾け、
言われた通りの作業に励む。
そんなサイクルをこなせる
「きちんとした大人」を大量に用意するには
子どもの頃から仕込むのが1番手っ取り早い。
使い勝手のよい労働者。
本当、その通りだ。
学校の中でも上位の成績優秀な生徒は
そのままずっとレールに乗っても
順風満帆に進んでいけるんだろうけど、
息子はあいにくそうじゃない。
今の時代、決められたレールに
みんなと一緒に乗った挙げ句、
窮屈に感じたり
疲れて鬱になったり
休職・退職したり
悶々としたり
自分探ししている人も
増えている。
学校って何なんだろう?って
最近改めて考えています。