懐かしのムテキングをリメイクするぞ、もちろんタツノコだぞ、てんで妙に期待してたんだけど予想以上にショッパかった…。

公式サイト

 

田舎から祖母を頼ってネオ・サンフランシスコに出て来たダンスが得意なムテキは街で偶然に出会ったDJとともに、世界を塗り替えようとする巨大企業オクティンクの企みをそれと知らず阻止する。

 

まだ説明されないことが多くて粗筋としてはこんな感じなんですけど、なんていうかその…様々な要素がいちいちショボイ…ショッパい。
安っぽいとか面白くないとかじゃなくてショッパい、と感じたんです。
ああ、これが老害か…w

例えばムテキが出て来て少しダンスしたり、電車に轢かれそうになったおばあちゃんを踊りながら助けたり、とかするんですがこれが全然スゴク見えなくて。
行動自体はまぁ陳腐すぎるもののキャラ紹介として割り切れますが、これらの描写がダンスにまるでキレがないっつうか。
THE Dancing HERO なんだから変身前でもダンス大事でしょ?

一事が万事この調子で、オクティンクが大企業なのもそのCEOセオが大物なんだってこともわかるんだけどさ、あれ?低年齢層向け?と思ったぐらいにショッパい。
いや子供の方が今はそういうトコ見る目はシビアか。

違うな、キレがどうとかいう以前に全てにおいて勢いとかスピード感がないんだな。
なんだか落ち着いちゃっててさ。
基本ギャグなんだからさ、もっと動き自体テンポ良くコミカルにさくさくとさ、テンション高めにこうガーッとさ。
やっぱ老害かw

単なる記憶違いかも知れんけど、本家を観た私は当時なんという新しいアニメなんだろうと思ったものでした。
ローラースケート履いて踊って闘うとかどんなナンセンスギャグアニメだよしかも勢いで押し切っていくスタイルが素晴らしいと。
ここまで具体的に思考がまとまっていたわけではもちろんないですが、好きだった理由はそんなトコだったわけです。
魔法少女でもあるまいし、登場バンクで一曲歌って踊るんかい、というねw

じゃあヒーローが変身してバトルはどうだっていうとコレも前述のショッパさに輪をかけてショッパい。
CGだし作画の綺麗さはもちろん進化しているのだけどね、昔の方がカッコ良いのはなんでだ…老害だからかw
だけど今回は踊っただけでバトルしてないよね?
なのに敵方は何故かやられてしまって退却するという不思議さ。
そこがナンセンスでどうすんねんw
しっかりやっつけんかい…。

なんしろ不満足であった。
まだ1話だけどこの調子だと3話で切っちゃうぞ。
3話までにちゃんと納得させてくれるんやろな…。

まぁアイダさんはかわいかった…ポンコツすぎるけど。

公式サイト見たらヒーローギャグじゃなくてSFヒーローラブコメディだそうな。
えええ…(;´Д`)