ちょっと沖縄まで③ | 「いつも心に北アルプスを」北村正弘のブログ

「いつも心に北アルプスを」北村正弘のブログ

1962年生まれ。信州大学卒。モットーは「いつも心に北アルプスを」。山登り大好き。原発ゼロ、消費税増税ストップをめざしています。オスプレイが北アルプス上空を飛ぶのは我慢がなりません。

 

今日は、来たことのなかった沖縄本島の最南端へ。

沖縄戦終焉の地、「平和祈念公園」(糸満市摩文仁)にきました。

 

「平和の礎」

沖縄戦で亡くなられた一人一人の氏名が刻印されています。

長野県の場所を検索すると「きけわだつみのこえ」の上原良司さんの名前がありました。

 

 

 

各県ごとの慰霊塔があり、長野県の慰霊塔まで行ってみました。

 

 

 

 

歩きすぎて、疲れてしまいました。

たまたま、通りかかった電気カートに乗せてもらい(100円)駐車場まで帰りました。

 

デイゴの木。(沖縄の県花)

「デイゴの花が咲き~♫」島唄にでてくる木。

 

このあと、車で10分ぐらいのところにある「ひめゆり平和祈念資料館」に行きました。

リュウキュウヒガンザクラという桜が咲いていました。

 

 

 

ひめゆり平和祈念資料館の入り口。

 

 

 

1945年3月、米軍が沖縄に上陸。

240人が沖縄陸軍病院の「ひめゆり学徒」が、看護要員として配置されました。

米軍がまじかに迫った6月18日の夜に、日本陸軍から「解散命令」が出され

戦場に放り出された多くのひめゆり学徒が死亡しました。

 

ここは、今回の旅の中で、一番の衝撃を受けました。

資料館内は、カメラ禁止だったので写真は一枚もありませんが

おすすめスポットです。

「ひめゆり学徒隊」は知らないわけではなかったけど、展示の内容を見て

平和への思いを新たにしました。

大学生のような若い子たちが大勢見学していました。

 

入口にある「ガジュマル」の木。

 
このあと、昼食。
道の駅、日本・最南端の「道の駅 いとまん」に行きました。

私は「ゆしどうふ定食」

 

奥様は「ボロボロジューシー定食」

ジューシーは炊き込みご飯。「ボロボロ」は水分の多いという意味。

どちらも650円。

 

すぐ近くの「まさひろ酒造」へ。1883年(明治16年)創業の琉球泡盛酒造メーカー。

旧「比嘉(ひが)酒造」。2015年に、製品ブランド名かつ屋号の「まさひろ酒造」に。 

 

 

 

名前が「まさひろ」の人は、登録すると

泡盛「俺も まさひろ だ」がプレゼントされる。

 

まだ、開封せず、一滴も飲んでない。

これは。

 

時間が空いたので、高速道路で、嘉数の丘へ。

宜野湾市の普天間基地が一望できる。

階段を上っていくと

黄色い花が咲いていました。
ハイビスカスのようだけどちょっとちがう。
帰ってきてからネットで調べたら、「アリアケカズラ」という花だそうな。
 
ハイビスカスも咲いていました。
これぞハイビスカス。
 
桜も咲いていました。
 
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駐車場に着いた時から、超低音がブルルーンと鳴り響いていました。
展望台に上がってみると、案の定、オスプレイの音でした。
 
しばらく見ていると、上昇し、住宅地の上空を、我が物顔で飛び立っていきました。
 
戦後、「銃剣とブルドーザー」で住民を立ち退かせて勝手に作った米軍普天間基地。
 
老朽化したから日本に返還する、その代わり、新しい基地を、辺野古の海を埋め立てて
作りなさい。
 
これは許されないことだと思います。
 
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これでホテルに戻り、食事へ。
 
明日までレンタカーを借りてありましたが、
どうしてもモノレールに乗りたいというので、明日は空港まではモノレールで移動することにして、レンタカーは今日のうちにホテルで返却することにしました。
3日間で263km走りました。ガソリン満タン返し、17.2L(2649円)でした。
 
食事は、近所の沖縄料理やさんに。観光客のいない、地元のおばーがやってるような
味のある店でした。
「フーチバー」は、よもぎ。「ジューシー」は、炊き込みご飯。
 
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全部おいしかったけど、なかでも、「フーチバージューシー」が絶品でした。
ここもおすすめです。
二人で、泡盛を1合いただいて、おとなしくホテルにもどりました。
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明日は、長野へ戻ります。