先日インフルエンザ2回目の予防接種を受けてきました病院



かかりつけの小児科に貼りだされていた


『放射線被曝について』・・・



↓原文のままです。



(1)子どもの放射線被曝と小児科学会



1、放射線量が高い地域で生活していたにもかかわらず、


 早期に避難できなかった子どもたちについて、


 3月末に行われた放射線ヨウ素131の甲状腺への集積線量測定結果が


 明らかになりました。最も甲状腺がん発症の高いはずの子どもたちですが、


 がん発症の可能性がある線量に達していた子どもはいませんでした。



2,地面に付着した放射性物質(ほとんどがセシウム)からの放射線


(ガンマ、r線)が、現在の線量として表示されています。


 現在の量では将来がん等に結びつかないとの見解が


 明らかにされつつあります。




(2)今後の生活をどうするべきかについて

 (特に放射性セシウムとの付き合い方)



1、地面の放射性セシウムは、超ホットスポット以外での外遊びは


 心配ありませんし、空気中の放射性物質はほとんど無いので


 窓開けも問題ありません。



2、食物として放射性セシウムはなるべく摂らないようにしたいものですが、


 もし食べても約80日の半減期でから体外に排出されます。


 むしろ栄養バランスの崩れにつながることが心配です。




(3)人とのつながりと心身の健康を大切にしてほしい



1,家族のつながり、特にお父さんとのかかわりを大切にしてください。



2、避難生活する場合、身近なゆかりのある人とのつながりを大切にしてください。


 (一般の善意に頼りすぎないこと。


 世の中は避難生活が収束に向かっていると考えています)



3,今までの経済のつながり、保育・教育のつながり


 医療のつながりを大切にしてください。



4、生活の場の移転や日常生活における過剰な移動などにより発生する危険

  

 (身体的、精神的危険の双方)が、放射線被曝による危険を上回る


 ことがあることを認識してください。




(4)健康診断



1,たとえ大丈夫と思っても健康診断は定期的に受けることで、


 安心できるようにしましょう。





『福島県からの脱出が保護者の努めではありません。



安全な、安定した生活の設定を冷静に考えましょう。』





以上です。


 




原発事故から約9ケ月。




抱えるストレスは相当なものです。



それじゃなくても考えることが山ほどあるのに・・



避難してこの問題一つでもなくなればどんなにいいだろう。



そう思う日々でした。



でも、踏み出せずに今の生活を継続しています。



そしてこのかかりつけの小児科の医師の話。



私が一番信頼している医師です。



これを読んだ時衝撃のようなものを感じました。



何を信じればいいのかわからない状態の中、



先生のことを私は信じてこの福島で子育てしていきます。




信じる者は救われる。



信じることの出来る存在がいることに感謝します♪