数年ぶりの更新になります。

 

フクスケと同世代で仲良くして下さっていた方たちは、

 

フクスケくんはどうしているんだろう?元気かな?と

 

時々思い出して下さっていたのではないかなと

 

勝手ながら想像する日もありました。

 

 

多忙な毎日の中で、長く慣れ親しんだアメブロからは

 

すっかり遠ざかってしまっていました。

 

フクスケは今年の6月30日に10歳のお誕生日を迎えました。

 

そう、3歳で生死を彷徨う程の大病を経験したフクちゃんが、

 

10歳とゆう高齢期を迎え、ご長寿うさぎさんの仲間入りを果たせたのです。

 

 

たくさんの病院通いは欠かせなかったものの、

 

とても楽しく、毎日毎日みんなに優しさを振りまいていて、

 

もうどうしようもないぐらい大好きで可愛くてたまらなくて、

 

フクスケがいつもコロンと傍に居てくれるだけで、

 

幸せでたまりませんでした。

 

 

ウサギさんの寿命を知っていても、

 

フクスケに終わりは来ない、永遠にこの時間が

 

当たり前に続くんだと思っていたんです。本当に。

 

だけど。

 

 

フクスケは2019年8月21日(水)16:32分

 

とても穏やかに優しいお顔で静かに息を引き取り、

 

虹の橋を渡りました。

 

10歳1か月でした。

 

 

とてもおっとりして優しいフクスケらしく、

 

最期を迎えるその瞬間まで家族に優しさに溢れ、

 

愛情いっぱいでした。

 

優しい子って、亡くなる時も亡くなってからも

 

ずっと優しい。

 

言葉を発さないのに、どうしてあんなにも優しいのかな。

 

 

亡くなってしまっても愛おしさと可愛さが

 

たまらなくこみあげてきます。

 

大好きで仕方がないフクスケ。

 

あの華奢な体、フワフワの毛にもう触れないんだな。

 

一緒の家に居ても、もう息づかいが聞こえてこないんだな。

 

ポリポリぱりぱり食べる音が聞こえてこないんだな。

 

テクテク水を飲む音が聞こえてこないんだな。

 

何かに躓いてコケてしまった音もしてこないんだな。

 

ほりほりする音も。オシッコの音も匂いもしてこないんだな。

 

お日さまみたいな優しい頭の香りを嗅げないんだな。

 

一緒に一緒の景色を見て、空気を感じることができないんだな。

 

 

心の整理が全くつかずに、深い深い暗闇のどん底に

 

落ちてしまいました。

 

泣いても泣いても泣いても追いつかない。

 

あんなに小さなフクスケが、

 

こんなに家族を取り纏めて上手くいくように、

 

痛みのある体で全力で支えてくれていたなんて。

 

まだ元気な時にもっと気付くべきだった。

 

毎日ありがとうを100回言えばよかった。

 

毎日100回大好きを言ってあげたらよかった。

 

静電気が起きるぐらい撫でまわしとけばよかった。

 

毎日撮っていたつもりの写真や動画、

 

撮り忘れた日があったなんて信じられない。

 

 

あの時、あの選択をしたことに

 

本当に間違いはなかったのか。

 

後悔がどんどん押し寄せてしまいます。

 

 

でも、フクスケはしっかりとした足取りで

 

四十九日かけてお空の上まで登っていくので、

 

ここで深い悲しみで悲しんでばかりいたら、

 

フクスケのことだから、優しすぎるから、

 

心配して階段を下りてきてしまって、

 

空に昇る順番が後回しになってはいけないから、

 

泣きながらも、悲しみの奥底にいても、

 

時々きちんと気丈にふるまって

 

フクスケにありがとう、バイバイを

 

しなければいけないんです。

 

 

何を飲んでも食べても味がしないし、

 

今まで楽しめていたことが楽しめないし。

 

何をしてもむなしいし笑えない。

 

すっかり抜け殻になってしまったよ。

 

 

今が2009年の8月ならいいのにな。

 

今からフクスケとの楽しい生活が始まる

 

10年前ならいいのに。

 

時代が平成から令和に変わり、

 

時代をまたぐことができたけど、

 

やっぱり早いよ。

 

今年の6月に10歳てことは、

 

人間で言ったら小学校4年生やもん。

 

ランドセルしょって元気に走りまわってる頃やもん。

 

逝かないでほしかった。置いてかないでほしかった。

 

ずっとずっとずっと居続けて欲しかった。

 

 

悲しみが尽きることはありません。

 

だけど、これから迎える初七日や四十九日を

 

きちんとして、気持ちよくお空の上に到着してほしいと思う

 

母心もあるんです。

 

でも、やっぱり一緒がいい。

 

先に逝っちゃわないでほしかった。

 

動物の生きるスピードは早過ぎるよ。

 

時の流れは本当に残酷。

 

 

どこかで、あれ?この子フクスケじゃない?と気付いて

 

再会したい。

 

フクスケに似てる子じゃなくてフクスケに会いたい。

 

どうしてもフクスケがいい。

 

フクスケじゃないと私たちダメなんよ。

 

何度生まれ変わってもまた絶対に家族になりたい。

 

同じペットショップに居てくれたら、

 

あの日と同じウキウキ足で迎えにいくよ。

 

1台目のケージ、10年前はあれが主流だったんだけど、

 

今はケージもいろいろ進化したからね、

 

もっと快適に過ごせるケージを買ってあげるよ。

 

小柄だから小さい方のサイズでじゅうぶんよね。

 

歳をとって、足腰が言うことをきかなくなった時に

 

広すぎるとコケちゃうからね。危ないもんね。

 

でも最初のケージも快適に過ごしてくれていたからね。

 

やっぱりあのケージから始めようか。

 

それとも好きだったフリーダム状態がいいかな。

 

 

あの時買った薬草の匂いのきついペレットは

 

もう買わないでおこうね。あれはちょっとね。

 

 

今度はもっともっと上手に育ててあげられるかもしれない。

 

エサ選びも牧草選びも失敗しないと思う。

 

寄り道せずに一緒の時間を何より優先する。

 

何かあったらすぐ病院に駆け込んで痛い思いをさせたりしない。

 

すぐに命にかかわらない状態ならば、

 

おうちの中でゆっくりゆっくり看病するよ。

 

 

たくさん病院に通って、たくさん点滴して注射して、

 

お薬だらけにしてしまってごめんね。痛かったね。

 

病院までの道のり遠かったね。しんどかったね。

 

心配性過ぎる飼い主なあまり、

 

病院通いが尽きなくてごめんね。

 

 

フクスケにとって、何1つ漏れのない

 

パーフェクトな飼い主で居たかったのに。

 

たくさん間違った選択をしてしまった事があると思う。

 

大事で大事で大事過ぎるあまり、

 

これが絶対だと確信をもって選んだ事が

 

間違ってたことが何度もあったね。

 

 

もっとこうしてあげたかった、ああしてあげたかったとばかり

 

思い浮かんでくるよ。

 

フクスケはもっとどうしてほしかったかな?

 

優しすぎる可愛い性格だったから、

 

どの選択をしても

 

大丈夫だじょ

 

気にしないでほしいじょって言ってくれたねきっと。

 

 

また絶対に会おうね。家族になろうね。

 

見つけるから、すぐにちゃんと見つけられる所に居てね。

 

変わらずあの優しいグレー色の毛をなびかせて、

 

お日さまの香りを漂わせて、

 

私が近寄った時にまた、あの日と同じように

 

すぐに駆け寄ってきてね。よろしくね。

 

ずっと大事で大好きな家族だよ。

 

ずっとずっと一緒に居ようね。

 

ずっとずっとね。

 

 

 

 

フクスケと仲良くして下さった皆さん、

 

ありがとうございました。

 

お世話になりました。

 

あちこち強い痛みだらけの状態でしたが、

 

フクスケの最期が穏やかであったと信じたいです。

 

とてもとても幸せであったと信じたいです。

 

家族になれて幸せだったと思ってくれていると信じたいです。

 

 

もう少しで10歳2か月だっだけれど、

 

片時も私たちから離れず一緒に居続けてくれて

 

ありがとうフクスケ。

 

頑張ったね。

 

最後の最後まで立派だったよ。

 

かしこかったよ。

 

かっこよかったよ。可愛かったよ。

 

大好きでたまらなかったよ。

 

 

ありがとう。

 

ありがとう。