| こんにちは森田謙一です。 |
↑画像をクリックすると拡大します
北朝鮮に対するトランプ大統領の態度に対する不信感から、北朝鮮問題が予想外に株式市場に緊張をもたらしています。
北朝鮮の武器は「ミサイルを韓国や日本、グァムなどに打ち込まない」事です。実際にアクションを起こした時には「米国も対応」します。
これは北朝鮮にとっては「もっともまずい展開」となります。北朝鮮が韓国や日本を攻撃すれば100万人規模の死者が出るという観測が「北朝鮮の武器」なのです。
したがって、米国や日本のベストの対応は「北朝鮮を無視する」ことなのですが、無視したときに「北朝鮮がアセット手何かをするかもしれない」という不安が「北朝鮮無視」という選択を拒んでいる訳です。
もしかすると、北朝鮮は「日本」「米国」「韓国」の株式市場で「空売り」や「先物売り」や「プット買い」「コール売り」を仕掛け、その後に「株式市場を暴落させる何か」を行って、暴落したら「空売りの買い戻し」「先物売りの決済」「オプションの決済」で巨額の利益を出すという戦略を取ってくるもしれません。
この場合には、ミサイルではなく、核でもない「何か」を仕掛け、それが「投資家の恐怖を呼ぶもの」で、そのために株式市場が暴落すれば「絶好の買い場」となる事になります。
20日前には「高値圏が33業種のなかの20業種」だったものが、木曜日には4業種に激減し、9業種しかなかった「高値~中位圏」が23業種と急増しました。
前回は「空振り」でしたが、転換点投資家としては「今回は転換点まで下落してほしい」と思っています。
| 森田謙一でした。 |
