わたしです。
1月の終わりに劇場版鬼滅の刃無限列車編を観てきました!

元々無限列車に乗車するためにこの作品に触れ始めたので、とりあえず目標は達成です。
こんなに流行ってるならきっと面白いんだろうな〜くらいの軽い気持ちで触り始めたのですが、とんでもないことになってしまい今若干後悔しています。
一言で言うとものすごく楽しんでいます。
なんでもハマり始めが一番楽しいわけですが、コンテンツが盛り上がっている時期とソレが重なると供給が多くて幸せで大変だ。助けて欲しい。本当に助けて。

映画を観る3週間前くらいに原作を読み始めましたが、あんまり読み進めてもなぁと思いとりあえず遊郭編まで読んでから見てきました。
アニメ版は金ローで去年やってたやつをまとめて全部見ただけなので、削られてる部分はまた後日補完せねば。

緊急事態宣言下の映画、ということでちゃんと自分なりに警戒して行ってまいりましたよ〜。
ちなみにこの日は200人と少し入るくらいの劇場に7人ということで、ソーシャルディスタンスは守られすぎているくらい守られていました。
4DXの方はもう少し混んでいるみたい。


そして映画の感想を書く前に…。
まずわたしが一番お伝えしたいことは、マスクをしたまま泣くことの難易度の高さです。

目頭から落ちた涙が鼻とマスクの僅かな隙間を縫って落ちていくし、なんなら他の場所から流れてもマスクの吸水率超えてそのまま下に流れていくし、そしてそれがだいたい口の上を通るんですよ。なんなら口にも入るんですよ。
マスクに触れた涙が。これは非常にまずいと。
そしてマスクに染みる前に拭くのも難しい。
目とマスクの間にそんな余裕のあるスペースは無い。

なので、マスクしたままはもう難しいのでタオル持っていって顔半分覆うのが一番いいのかもなと。
原作で該当箇所読んで、これはまずいことになるとハンカチではなくタオルを持っていってわたしの選択は間違っていなかった。

更には感染対策に手を消毒してからタオル持つことをお勧め。
ずびずび泣いてる時におもむろに消毒液取り出す図は結構シュールですけど、顔に手を持っていくのでやっぱり少し神経質になっちゃうな。



さて、ここからは物語のネタバレとても含むので、まだ映画も原作も見てない、もしくはこれから見る予定だという方や、わたしのようにネタバレされると死んじゃうタイプの方はこの先を絶対に絶対に読まないでくださいね。
それと大体わたしの個人的な備忘録の側面がデカイので面白くはないです。
いつもの如く語彙力消失してるし、だらだら長い。
最初にここまで言ったのでネタバレもつまんなさも、一切責任は取りませんからね!























前々日に漫画版を読んで大変なことになり、もうこれは映画を見たら大変なことになるぞと覚悟して挑んだのですが、案の定大変なことになってしまいました。

もう最初夢で雑魚鬼と戦うところからボロボロ涙出てきていやここでこれなら後半生き残れないのでは?と心配していたのですが、最後の方は泣きすぎてしゃくりあげてしまい、あまりに苦しくてわたしが呼吸を意識する羽目に。

魘夢まじで全部キモくてすごかった。

本当に気持ち悪いの。喋り方。なんというか…肌の上を這いずり回るようなうっとりとしたねちっこい声…話すたびにゾワゾワした…平川大輔さん凄いや…。
列車の上で腕広げてなんや説明してる場面で「なんなんだよそのポーズは…。」って無駄にイライラしてしまった。

炭治郎にあの夢を見せたことが許せなくてブチ切れながら泣いちゃったよ。
あれは音声が入るとキツさが増すわ…あんな残酷なことってないよ…。
六太の叫びがこっちも耳から離れなくなるし、炭治郎のごめんなも悲痛で胸が潰れそうになる。

炭治郎は優しくてあったかい子だけど、同時にちょっとやべー奴では…?と薄々感じていたんだけど、魘夢もドン引き声でまともじゃない言うててやっぱりそうだよな…となった。
あそこでちょっと恐怖を覚えてるような声色になるの良い。

「言うはずがないだろそんなこと!」の花江夏樹の鬼気迫るブチ切れ演技の迫力、胸に迫るものがありましね。
あんな夢見せられたところで一切揺らぐことのない家族への想いと信頼にちょっと共感して違う思いの涙が出た。

魘夢の最期は音楽が一層悲壮感を際立てていたなぁ。

全然可哀想じゃないけどとっても哀れでした。
うらめしやが聞こえてくるようで。


そして…猗窩座役を石田彰にした人間誰なの!?神なの!?
演技があまりに凄まじくて絶望感ましましなんだが…
知らない石田彰だったんだよ〜〜〜いい動きだかなんだか言ってる時の愉快そうな興奮してる声あんなのダメでしょ…はぁぁ…。
喜怒哀楽の繊細な波が凄いんだよ…ちょっと…わたしの語彙力じゃなにも残せないけど…

全盛期じゃ無いのくだりじゃあ美味しいものは最後に食べる理論で今戦うのやめよう!?ってなったし、腕突っ込みながら死んでしまうぞ!鬼になると言え!の声があまりに必死すぎて… あそこ漫画だとそんな感じに言ってると思ってなかったからいっそ切なく聞こえて胸が苦しかった…。
本気で死んでほしくないのが伝わってくるんだよ…なんなんだよ猗窩座お前…。

殺そうとしてるのは猗窩座なのに「死ぬな杏寿郎。」ってあのトーンで言うの、あの真顔で言うの本当になんなんだ…。
自分が命をかけて倒そうとしている相手に死ぬなって言われる煉獄さんの感情もどんなだったんだ…。

そして皮肉なもので、煉獄さんの強さを認める猗窩座のその必死にも思える声で母上との記憶を思い出すのが…。
風鈴の音色と一緒に潤んだチビ煉獄さんの瞳が潤む演出、とっても美しくて悲しくて大好きだけどあんなの何回見たってダメだ。苦しい。
煉獄さんは母上のこと記憶にない千ちゃんのが辛いんだ、って思ってたようだけどそんなことないんだよ…。
どっちが辛いなんてことなくて、どっちも別の辛さだし、優しくてあったかい記憶があというのも苦しいんだ…でもそれが彼の元々の優しさを強さを更に強化したわけだけれども…。
はぁ〜煉獄さんまだ20歳なんだもんなぁ…。
甘えたいこともたくさんあっただろうし、今だってああして抱きしめて欲しいだろうに。
あまりに立派すぎて…そんなにいい子じゃなくていいよってくらいいい子で苦しい…まだ子供なのに…ほんと…ほんと…三点リーダー症候群大爆発してしまう…。
煉獄さん可愛くていじらしくてかっこよくて立派でほんとにほんとに大好きになってしまった…どうしたらいいんだ…たすけて…。

今このご時世だから無理なのはわかってるけど、どうかあそこで炭治郎と一緒に「卑怯者ーーー!!」と叫ぶ上演をください…。
あまりに腹が立ちすぎてあそこで声出せないのあまりに辛い…もうこっちは感情がほとんど炭治郎になってしまっているので…悔しすぎて拳握りしめてしまうし、一緒になって声上げて泣きたい。

当たり前に漫画よりも全てのシーンがずっと鮮明に描写されていて、最期は胸が潰れるかと思ったけれど…それでも煉獄さんの生き様をアニメーションという形で見届けることができてよかったです。
真っ赤に染まっていく様子や、事切れる瞬間、ほんとに辛かったけど。
優しい日差しみたいな笑顔が忘れられないくらい可愛くて、座ったまんまの後ろ姿が悲しくて、わんわん泣いてるかまぼこ達が愛しくて。
なんかもう一緒に悔しいし。
無力さが喉に詰まって。
書いてるうちにまた泣けてきた…なんつー物語描くんだよ…。

そこで終わられると救いがないんですけど!?こっちはもっと上映時間長くなっても平気だからもうちょっと先もやって…!ってところで映画が終わるので、照明ついた時の座席の空気完全にお通夜でした。
誰一人一言も話さず劇場後にしてたので、早急にアニメ二期などで家庭訪問のくだりをやってくださらないと生きられないので何卒よろしくお願い申し上げます。なるべく早めで。早めに。


アニメーションも綺麗だったし、色彩も美しかったし何より声優さんたちの演技が本当に素晴らしかった。
あの迫力はやっぱり映画館じゃ無いとダメだ〜
早くコロナ終わってくれ〜なんの不安もなく行きたいよ〜。




とりあえず箇条書きしたものを書き起こして正すまでにかなり時間がかかってしまいましたが、初回感想でした。

そんな感じです。