あまりに辛い…友人の訃報 | M家のフツウ

あまりに辛い…友人の訃報

もう一つの別れというのが

これがなんとも辛くて苦しい…

 

 

去年の夏、パリ→フィンランドの旅に行ったのだけど

パリでは、昔の同僚だった友人に会いました。

 

元グラフィックデザイナーで

ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーを卒業し、

パリでファッションデザイナーになった友人である。

 

 

彼が3月に亡くなった。

 

それを知ったのは、お彼岸の日の朝。

なんとなくフェイスブックを開いて知ったのである。

 

「えっ!!!」と電車の中で声が出てしまい

電車を降りて、共通の友人に泣きながら電話をした。

友人も絶句していたが…

もう絶句しかない。

ショックというか悲しいというか……絶句しかなかった。

 

 

確かに大病して、大手術したとは聞いたけど…

聞いたけど!!!

 

絶対大丈夫!と復活を信じてたのに!

 

 

もうホントに辛くて、喪失感が大きくて…

まだ49歳だよ?

これから自分のブランドを立ち上げて…

これから!ってときに…

 

 

 

 

今思うと、去年会えたことはホントに奇跡だったのかも。

 

コロナ禍でほとんどの友達と交流が途絶えた中で…

海外旅行再開になんとなくパリを選んで…

彼とは20年以上ぶりで…

パリ2日間のうち、ランチの時間が合わせることができて…

 

体調を考えると、

ちょっと無理して出て来てくれたのかなぁとは思ったけど

一緒にビール飲んで、懐かしい話をして、

あの時間が、本当に楽しくて幸せな思い出になってしまった…

 

 

 

 

フェイスブックやインスタには

彼の訃報に驚き悲しむコメントが、英語やフランス語や日本語で並んでる。

たくさんの人に愛されてたのがわかる。

いつも笑顔で優しくて、仕事に真剣に取り組んでた彼。

 

瀬尾英樹くんのご冥福をこころよりお祈りします。