小芝風花さんと工藤阿須賀さんが好きなので見てみました。
小芝風花さんが演じるのは
花や人形、あらゆる物とお話ができるモコミ。
同級生の男の子たちはもちろん、
母親もモコミの能力が理解できません。
そのため、いろいろと口を出し、世話を焼きすぎた結果、
モコミはかえって「私は普通じゃない」と孤立感を深めて不登校になってしまいます。
母親は
「人と接することのない工場の仕事ならモコミもやっていけるはず」
と、工場にモコミを働きに行かせます。
モコミの仕事は、ねじを不良品と良品に分けること。
一日中、ねじを見つめ、誰とも話さず家に帰る日々。
母親はモコミのそんな毎日に安心します。
「普通に仕事に行くようになった」
と。
でも、モコミは、
「工場をやめてお兄ちゃんのお花屋さんで働きたい」
と言い出して・・・
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全話見た感想(少しネタバレあり)
花と話ができる繊細な女性という役柄は小芝風花さんにぴったり。
期待して視聴しましたが、
正直、かなり残念なドラマでした。
小芝風花さんや工藤阿須賀さん、他の演者さんもとてもいい雰囲気で、空気感は最高でした。
ドラマを見てるだけでちょっと癒されるような。
そんなふんわりとした居心地の良い感じは最高によかったです。
だけど。
残念ポイント、ひとつめ。
それは、「母親」と「祖父」のキャラクター設定が、
あまりにもご都合主義というか、
「いかにも」という安易さで、
まったく感情移入ができなかった点です。
繊細な女の子と、あまりにも杓子定規に世間的な幸せを子供に望み、押し付けてしまうモコミの母親。
高校生と不倫したことで、母親から毛嫌いされている元高校教師のモコミの祖父。
母から毛嫌いされている祖父は、
性格は母と正反対。
祖父は母親と違い、自由でおおらか。
モコミに対して一切『普通』を押し付けません。
で、そんな祖父が、モコミを支えてくれる、と。
ドラマにありがちな、あまりにもステレオタイプの設定です。
この設定を見ただけで、
だいたいのラストが見えてしまいますし、
現実と乖離した、いかにもドラマという性格設定すぎて、
リアリティがなく、感情移入ができませんでした。
そして、残念ポイント、ふたつめ。
それは、祖父の不倫の過去に対するオチの付け方です。
「高校教師だったモコミの祖父が、教え子と不倫した」
これは、不倫の中でも最低の部類です。
だって、単なる不倫じゃないんですよ。
「教師が生徒に手を出した」「相手は未成年」というおまけ付き。
仮に独身で、不倫ではなかったとしても、
充分、世間的に非難・批判される案件です。
そんなとんでもない過去なのに、
思い込みが激しくて、頑固なモコミの母親が、
自分の母親(モコミの祖母)が、とっくの昔に父親(モコミの祖父)を許し、
一緒に田舎で父親(モコミの祖父)と二人で暮らそうと計画していたことを知り、
「なんだ、お母さん(モコミの祖父)はとっくに許してたのね」
と納得し、
あれほど避けていた父親(モコミ祖父)を受け入れてしまいます。
しかも、祖父の言い訳が酷い。
「教え子のことは本気だった。
肉体関係はない。
妻のことも愛していた。
教え子とは、円満に別れた」
いやいやいや。
ありえないでしょ、こんなこと、現実には。
あまりにもきれいごとすぎて、リアリティも好感度もゼロです。
ないわ~。
小芝風花さんと工藤阿須賀さんはよかったし、
モコミのお友達として出演したこども店長さんも、
「モコミ」のほんわかした空気感に合っていてよかったし、
全体的にふんわりとした癒し系の良作ですが、
面白くはなかったです。
「祖父」がすべてをぶち壊してしまいました。
結論:小芝風花さんが好きな人だけ見てください。
評価:★★★☆☆ 3/5


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