ブログネタ:てるてる坊主、作ったことある? 参加中
2010年06月11日判定:★★★★★(金星
)
てるてる坊主、作ったことはあります。
「雨が降りますように」
と願って。
え?
てるてる坊主を作るのは晴れてほしいときだろう、って?
はい、そうです。
晴れることをお願いしながら、てるてる坊主を作るのが一般的です。
でも、てるてる坊主をさかさまにつるすと、翌日は雨が降るんですよ。
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小学三年生のとき。
私は、体育は嫌いではありませんでした。
でも、どうしても苦手で、どうしてもできないことがありました。
水泳です。
水泳だけは、どうしてもダメ。
息継ぎができなくて、25メートルが泳げなかったのです。
息継ぎのために顔を上げた瞬間、どうしても立ち上がってしまうのです。
水泳の時間、私は自分のできない息継ぎの練習をしたいと思いました。
だけど、当時の私のクラスには、私の他に息継ぎができない子はいませんでした。
そのため当時担任だった女の先生は、息継ぎの練習に時間を割こうとしませんでした。
***
ある日の水泳の授業の時間。
なぜかその日、私たちは、男の先生が担任している隣のクラスと合同授業となりました。
ふだんの体育の授業は女性の先生が教えてくれるのに、なぜ?
ま、今なら理由がわからないこともないんですけどね。
隣の男の先生は、とても怖い先生でした。
でも、男性の先生って、ちょっと大雑把で、ゆるいところがありますよね?
バスケットの授業も、女性の先生は、毎回みっちりパスやドリブル、シュートの練習ばかりします。
バスケットのゲームは、最後のバスケの授業の後半に少しやるだけ。
それに対して、男の先生は、毎回授業の後半はゲームです。
同じクラスの男子が
「隣のクラスはいいなあ」
とよく言ってました。
プールの授業も、女の先生は、毎回「きれいなフォームで泳げるように」と、手の使い方や足の使い方ばかり練習。
それで1時間が終わります。
自由に練習したり、泳いだりできませんでした。
でも、男の先生は、バスケ同様、プールの授業も大雑把。
後半はいつも「自由に泳いでいい時間」にしてくれるという噂でした。
***
私が水泳でできないのは「息継ぎ」だけ。
だけど、女の先生の指導マニュアルに「息継ぎ」という項目はありませんでした。
自由時間も作ってくれないので、息継ぎを練習することはできません。
だから私は、自由時間をたっぷりとってくれる男の先生のクラスと合同と聞いて、大喜び。
「これで息継ぎの練習ができる!25メートル泳げるようになるかも!」
当日、ワクワクしてプールの前に集合しました。
ところが。
***
当日、バタ足や手だけを使って泳ぐ練習をした後。
男の先生が、女の先生に、
「じゃ、この後、自由行動にしますから」
と小声でささやきました。
「やったあ!」
私は心の中で大喜び。
でも、女の先生は、急に
「自由行動もいいですけど・・・私、今、とってもいいことを思いついたんです」
と言い出しました。
そして、男の先生の耳元で、ひそひそと何か言いました。
猛烈に嫌な予感。
***
予感は的中。
このあと私たちは、プールに入って、みんなで手をつないでプールをぐるぐると右回りに歩かされました。
そして、5周ぐらいしたところで、
「今度は反対周りに歩け」
といわれました。
歩こうとしたのですが、水流がすごくて一歩も歩けません。
うっかり手を離してしまって、流される子もいました。
プールからあがった私たちに、女の先生が得意げに言いました。
「みんな。水の力って、すごいでしょ。今日は体育だけじゃなくて、理科の勉強もしてみました♪」
そうして、楽しい水泳の授業は終わりました(涙)
***
その後、大人の事情がなくなった女の先生は、いつものように水泳の授業でバタ足や手の使い方を繰り返し教え続けました。
そして、明日はいよいよ水泳の授業の最後の日。
25メートル、足をつけずに泳ぐテストの日です。
結局、一度も息継ぎの練習ができなかった私。
泳げるわけがありません。
***
というわけで、私は生まれて初めててるてる坊主を作り、さかさまにして窓につるし、次の日、雨が降って、体育の授業が中止になることを祈りました。
てるてる坊主様は、私の願いをほんの少しだけかなえてくれました。
当日、小雨がパラパラと降ったのです!
でも、授業は中止になりませんでした。
当たり前ですよね。どうせ水につかるんですから。
