ルサンチカ【春のめざめ】稽古場潜入!
https://twitter.com/ressenchka
思春期を紐解く翻訳劇。
演出に載せるのは感情の昂ぶり。
揺れる気持ち、胸を騒つかせる異性のお話。
「神様と約束した訳じゃない!」
ティーンエイジャーが精一杯の背伸びをして、
見えない世界を盲目に嗤う!
本当に少しだけの時間しか稽古場に滞在できなかったのだが、
凄く胸を揺らされる作品であると断言できる。
古典の一つではあるのだろう。
これについては「頭を下げたら大丈夫」というインタビュー記事から抜粋させて頂く。
http://www.intvw.net/zoukeidai_2015.html
「これは劇団四季が5、6年前にミュージカルにした作品で、
ブロードウェイではトニー賞とかたくさん受賞したんですね。
僕はこれを、大学におる間にストレートプレイでやりたいなと思っていて。
でも、高校の頃に見た時に思った「やりたい」という気持ちとはもう全然理由が違っていて、でもその違いは信じていいものだなと思ってはいます。
やっぱりそれは社会の事だったり、思春期の子供たちの話は今しか出来ないな、というのもあって。
卒業前の僕らの今、を考えた作品。
いやあ、でも「今」を題材にするなんて大概はそうですよね。」
これを読むと更にこの作品を見詰める為の素養が膨らむと思う。
僕もこの記事を読んでから稽古場に臨んだのだが、
これがとても素敵な化学反応を示したのである。
登場人物の言葉などが胸に、すっと浸み込んだのだ。
とても素敵な時間が得られると僕は舌なめずりしている。
青少年会話劇、800人キャパ会場、7人役者、性、
僕にとってはどれも刺激的なワードだ。
皆様もぜひ!
↓
ルサンチカ 次回公演
「春のめざめ」
(京都造形芸術大学 卒業制作演劇公演)
作:フランク・ヴェデキント
構成・演出:河井朗
【キャスト】
近藤千紘
髙市章平
寺尾実里
伊藤帆乃香
木村さやか
永井茉梨奈
河井朗
【日程】
2015年
12月5日(土)16:00
6日(日)16:00
会場:京都芸術劇場春秋座
【料金】
予約/前売り800円 当日1000円
予約メールアドレス
日時、お名前、ご連絡先、を書いてこちらへご連絡ください。
【スタッフ】
舞台美術 宮田大雅
照明 西村祐実
音響 北野真帆
舞台監督 山本菜摘
演出助手 金井美希
制作 近藤智子
宣伝美術 池田愛
ルサンチカ
主宰 河井朗による演劇ユニット。
近藤千紘が女優。
世間的弱者の鉄筋コンクリート製防御陣地。