たまには仕事の話、キノコ狩りの巻 | 日々幸進(ひびこうしん)

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僕の仕事はマンション管理。

去年の1月に転職して、今の会社で1年と9ヶ月目だ。

未だに会社と社会の普通というルールに戸惑う事がある。

まったく41歳にもなって、困ったものだ。



さて・・・・・・・・・

マンション管理とは言ったものの求められる仕事は多種多様だ。

普通はマンションの管理人や清掃員を募集し、そういったマンションに派遣するというのが主だったる仕事。

しかし、そこはそれ。

多種多様という仕事なればこそ、色んな現場がある。

病院、学校、そしてグランド。

そう、今回の話はグランドがステージになる。


そのグランドは大企業がバブル時に広大な池を埋め立てて、野球グランド2面、陸上競技場、体育館、広大なブール、駐車場があり、その広さは京セラドームが2個半入るほどの威力!

そのような所で、用務員のような仕事をする管理員の仕事を請け負っている。

それだけの広大な土地。

季節ごとに色んな仕事が始まるのだ。

芝生の剪定(せんてい)、植栽の剪定、グランドの水やり、清掃、プール監視、ボイラー修理、後、書ききれないほどの細かい仕事。

この8月に僕はそこに3度手伝いに行っている。

最初の2回は植栽の剪定や水やりに明け暮れたのだが、炎天下の中でやるには限界がある。

1時間ごとに小休止をしなければ、日陰ひとつないグランドでの仕事は【死】を招きかねない。

小休止と水分補給の2連コンボで、ようやく【生】を得る。


そして先日、3回目の手伝いに行った。

するとそこのリーダーが言うのだ。


『まさまさ君、今日はキノコ狩りに行こうか』

『キノコ狩り?』


広大な炎天下のグランドにキノコ?

あまりに不似合いなワードに驚きながらリーダーについて行く。

するとリーダーは、普通にグランドに近づいた。


『これや、これを取るんや』



キノコ


あれ?

普段、その横をしゃあしゃあと歩いていたのだが、まったく気が付かなかった。

キノコだ!

炎天下の芝生にキノコが生えているのだ!!

何故、こんなにも育っているのか?

そうか!

芝生は常に湿気に包まれている。

スプリンクラーで水を1日中撒いているのだ。雨の日以外。

炎天下だろうが、芝生の中は湿地帯なのである。

いやしかし・・・・・・

キノコの胞子は、どこから来たというのか?


『鳥が運んできてるんや』


見ればカラスの群れがグランドに降り立ちはしゃいでいる。

土を穿り返したり、バサバサと飛来しまくっている。

かくして炎天下の日中、僕は 『火バサミ』 『ちりとり』 『ゴミ袋』 の3種の神器を手にあくせくと刈ってゆく。


『芯までとらなアカンで』


そうだ。

芯まで取らなければ意味がない。

火バサミで地中深くにまで突っ込み芯を抜く。


そ・・・・・それにしても・・・・・・


キノコ2


Σ(゚д゚;)

育ち過ぎだろう?

一日かけて広大なグランドのキノコを撤去する41歳男子。


熱中症で・・・・・・・・・死にかけた・・・・・・の巻きでした。

ちゃんちゃん。