福田首相、辞任表明
9月1日21時43分配信 産経新聞
福田康夫首相は1日夜、首相官邸で緊急記者会見を開き、首相を辞任する考えを表明した。午後9時半過ぎからの会見で首相は「新しい布陣のもとに、政策の実現を図っていかっていかなければならない」と述べて、辞任を決意した理由を語った。決断の時期については「先週末」と明かした。
■政界激震!福田首相辞任■ 福田内閣は昨年9月の発足から1年が過ぎたばかりだが、参院で野党が過半数を占める「ねじれ国会」で法案成立に難渋し、揮発油(ガソリン)税の暫定税率をめぐる与野党攻防でガソリン価格が1カ月の間にリットル当たり25円程度上下する混乱を引き起こしたほか、4月に導入した後期高齢者医療制度に関しても「高齢者いじめ」と世論から強い反発を受け、内閣支持率は2割程度に低迷していた。 7月には、北海道で開催した主要国首脳会議(洞爺湖サミット)を経て、人心一新のため念願の内閣改造を断行したが、大幅な支持率回復はなかった。秋の臨時国会を前に、新テロ対策特別措置法案の延長の是非や新たな経済対策、衆院解散総選挙の時期などで連立を組む公明党との関係も微妙になっていた。 福田首相はこうした状況から、今後、自らが政権を維持することは困難と判断したとみられる。福田首相の後継には、自民党の麻生太郎幹事長の就任が有力視されている。 福田首相は平成18年の小泉首相退任に伴う自民党総裁選への出馬を検討したが断念。だが19年9月に安倍晋三前首相が体調不良などを理由に突然退陣したため、その後行われた自民党総裁選に出馬し、麻生幹事長(当時)と争って勝利して第91代首相に就任した。 内閣総辞職は、内閣を構成する首相と全大臣が一斉に辞職することで、国会はただちに、国会議員の中から新たな首相を指名し、新内閣が発足する。 突然の辞意。
しかしまぁ・・・こうした政治的な内紛を一体何度見たことだろう?
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内紛?
いや、違うな。
勿論、色んなタイミングをずっと考えてのものであるのだろうけど。
それにしたって一般市民には、突然な事である。
うん。
あ、断っておくが僕は政治的な知識は皆無に等しい。
参院であるとか、党であるとか、まったく理解の外である。
興味がない・・・・・と言ってしまえばそれまでだが。
とにかく、よく知らない。
だからこそ、あえて言わせて貰うが(素人の遠吠えと思ってください)、どう考えてもおかしい。
うん、絶対におかしい。
【総理大臣】
という制度の位置づけがどうにもシックリこないのだ。
そう、様々な問題が山積みだという事も分かる。
そしてそうした問題が易々と解決できないものばかりだというものも分かる。
そうなのに問題の前に、新たな不祥事や、雑多なイベントにかりだされコメントを求められる。
日本の顔を要求される。
激務。
とてもじゃないが、年金問題、拉致問題 他全部をたった一人で工面しうまくいく訳がない。
勿論、その事で動いているエキスパートが居るのも事実。
そして首相は結果報告をしているだけに過ぎない。
だが国民は 【出来てないのは首相のせい】 と平気で思う。
その構図もおかしいし、何故そうしたチグハグな儀式がなくならないのか不思議でならない。
それぞれのエキスパートが、それぞれに発表すればいいのに・・・・・
分かり易い指針を述べなくてはならない政(まつりごと)の狂言回しが必要である事も分るつもりだが、あまりにも首相だけが弾かれている印象が強い。
まったく・・・・・・・・・どうにかならないのか?
・・・・・・といっても妥当な打開策を持てる訳でもなし、その点では僕も烏合の衆の一人だ。