アイデアやブランドを経営の武器として ~知財医®からのご提案~ -28ページ目

アイデアやブランドを経営の武器として ~知財医®からのご提案~

特許、実用新案、意匠、商標等の知的財産権の検索・出願(申請の流れ)・取得
・費用や著作権(音楽やホームページ等)の話題を提供
(弁護士ではなく、理系の弁理士だからこそ分かるものもあります)

「実用新案なら取れそうな気がするんですが・・・?」
こんな相談のお電話を、よくいただきます。
おそらくは、昔ながらの実用新案制度の知識でのお話だと思います。

現在の実用新案制度は、大きく様変わりしています。
・特許庁の実質的な審査が無く、短期間でとりあえず登録される
・権利期間が10年
・保護対象は、物品の形状・構造等に限る
 (製造方法や、化学物質、組成物自体等のアイデアは含みません)
・十分な調査をすることなく実用新案権を行使し、相手に損害を与えた場合は、逆に損害賠償責任を負います

では、物自体の発明の場合、特許と実用新案のどちらが良いの?
ということになりますが、基本的には、製品のライフサイクルと特許庁に審査をしてもらってその上で強めの権利が欲しいかどうか、あたりで決めることをお勧めします。

いずれにしても、ここの事情で変わることですので、まずは気軽にご相談ください。
ヤフーとフェイスブックとの特許侵害を巡る訴訟で、和解した上に業務提携という一足飛びの話が決着したようです。
確かに、大手の話で中小企業には関係ないようにも思えますが、自らの身の丈に置き換えて見て頂きたいと思います。

というのは、この両社は、いずれにしても多くの特許をはじめとする知的財産権を持っています。
つまり、武器を持っているのです。
この武器は、大手でないと持てないものではなく、中小企業や個人だって持つことができます。

要は、この時代、武器を持たずに戦うんですか?ということなんです。
私自身、武器を持っていたからこそ時代の大波にのみ込まれずに、独自の舵取りができた中小企業をたくさん見てきました。

実際の戦争の武器とは違って、強大な力を誇る武器(特許等)を中小企業でも持つことも操ることもできます。
今一度、知的財産権に対する視線を、見直すことをお勧めします。

研究開発者でなくても、ものづくりに興味のある方なら、「特許」「実用新案」という言葉に、どこかあこがれのような想いがあるのではないでしょうか?
実際、私自身、エンジニアを志したころから、心の片隅に「特許」という言葉がありました。
ただ、あこがれでしかなかったことも確かです。

今、あらためて「特許」を支援させていただく立場に立って思うことは、エンジニアとして「特許」を1つの目標にすることも、エンジニアとして成長して行く過程で、とても重要ではないか、ということです。
自分の発明を、しっかりと完成させ、その内容を的確に説明し、そして社会に貢献する、それこそがエンジニアのありようだと思うからです。

ただ、1つ気をつけていただきたいのは、「こんか簡単なアイデア、特許になるわけないし・・・」と、最初から自分で決めつけないことです。
実は、簡単であっても、いままでだれもやってこなかったアイデアであれば、特許権を取得できる可能性はあります。
それに、そもそも、そんなアイデアが大ブレイクする商品の共通的な内容ですよね。

さて、あなたはどんなアイデアをお持ちですか?