直木賞作家、江國香織氏の同名小説を映画化したラブ・ストーリー、東京タワーについてです。
昔見て、すごく良かったので紹介致します
【あらすじ】
互いの放つ空気のようなものに惹かれ合い、21歳の大学生・徹(岡田准一)と売れっ子CMプランナー岡田(岸谷五郎)の人妻で青山でセレクショップを営む41歳・詩史(黒木瞳)が年の差を超えて恋に落ちてから3年。
ふたりは、年齢や立場を乗り越え逢瀬を重ねていたが、制約のある中での恋にふたりとも思い悩んでいた。
徹の高校時代の同級生・耕二(松本潤)も、恋人・由利(加藤ローザ)がいながら、年上の人妻・喜美子(寺島しのぶ)と関係を持っており、更に高校時代に耕二が母親に手を出したことから、家庭崩壊に追い込んだ同級生・吉田も彼に接近。
徹と詩史、耕二と喜美子、4人の恋愛の行方はどうなるのか・・・?
ふたりは、年齢や立場を乗り越え逢瀬を重ねていたが、制約のある中での恋にふたりとも思い悩んでいた。
徹の高校時代の同級生・耕二(松本潤)も、恋人・由利(加藤ローザ)がいながら、年上の人妻・喜美子(寺島しのぶ)と関係を持っており、更に高校時代に耕二が母親に手を出したことから、家庭崩壊に追い込んだ同級生・吉田も彼に接近。
徹と詩史、耕二と喜美子、4人の恋愛の行方はどうなるのか・・・?
【基本情報】
製作総指揮:
(「カイジ1・2」「僕の初恋を君に捧ぐ」「おっぱいバレー」「ALWAYS 三丁目の夕日」「逆境ナイン」「タッチ」)
製作:
奥田誠治
(カイジ1・2」「書道ガールズ」「僕の初恋を君に捧ぐ」「プール」「おっぱいバレー」「20世紀少年最終章」「スカイクロラ」「花田少年史」「デスノート」「ALWAYS 三丁目の夕日」「千と千尋の
神隠し」)、
佐藤貴博
北島和久
渡邉浩仁
監督・脚本:
源孝志
(「失われた約束」「大停電の夜に」)
原作:
江國香織
(「スイートリトルライズ」「間宮兄弟」「冷静と情熱の間」「落下する夕方」「きらきらひかる」)
脚本:
中園ミホ
(「南くんの恋人」「ゴースト もう一度抱きしめたい」)
撮影:
袴一喜
(「7月7日、晴れ SEVEN OF JULY SUNNYDAY」)
音楽:
溝口肇(「人狼」)
キャスト:
黒木瞳、岡田准一、松本潤、寺島しのぶ、余貴美子、岸谷五朗、平山あや、加藤ローサ、宮迫博之、石橋蓮司、ミレーヌ・ドモンジョ、半田健人、未來貴子、筒井真理子、銀粉蝶
配給:
「東京タワー」製作委員会
(2005年 126分)
~感想~
パウル・クレーの絵、音楽はラフマニノフ、煌びやかな情景(ライトアップされた東京タワー、レストランのディナー、ホテル、バー、パーティー会場、夜景、別荘等)には現実離れした華やかさ・・・
トレンディドラマ風な雰囲気が共感しにくいという声が出そうですが、素敵な雰囲気が良かったですねー。
常識・モラル・世の中の縛りに抗い恋愛に落ちていく2人、複雑な伏線は一切無く、シンプルで軽快なスートーリーです。
徹のひたむきさ、詩史の女としての強さ、自分の体裁・格好良さを捨ててまで愛に飛び込む2人の気持が、美しい雰囲気の中でよく描かれていて、思わず映画を魅入ってしまいます。
なかなか思い通りにならない恋に思い悩む詩史(黒木瞳)、徹(岡田准一)の姿に感情移入してしまいました。
詩史の夫・岡田役の岸谷五郎による男の切なさ・胸の痛さ、松潤と寺島しのぶカップルの情熱的な恋愛を醸し出した演技も良かったですね。
「こんな恋ができたら良いなー」と思いはしましたが、Webサイトの映画レビューに多くあった憧れ感について、個人的には感じませんでした。男性と女性とでは感じ方は違うでしょうね。ロマンチックというよりは、寧ろ私にはファンタジックな印象です。三國さんの原作小説の雰囲気はまた少し違っていて、渡辺淳一氏作品とも似ているようで少し違いそうです。
作中「恋は、するものではなく落ちるもの」「落ちればいいってもんじゃない」のセリフは、インパクトありました。
美しい雰囲気の中での素敵なラブストーリーを楽しみたい方、特に女性におすすめです。ラストは特に良い感じです(原作小説と違うラストです)。
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