あの時はわからなかったことを、今になって振り返る

あの時はわからなかったことを、今になって振り返る

過去の出来事を、今の視点で振り返りながら書いています。
夜職、結婚、夫婦関係、不登校、家族のこと。
体験をそのまま、静かに言葉にしています。

赤色灯。



『ついにきた……この時が。』
赤いランプの灯りが真下に広がる。

若い男女の恋愛のもつれが、
こんな結末を迎えるとは。

たった数ヶ月の生活が、
赤色灯で幕を閉じるなんて、
誰が想像していただろう。




もし結末を予想できていたなら、
そもそも始まりなどしなかった。

……しなかったのだろうか?

一緒にいたい。
あの頃の二人には、
その気持ちを止めるものなど、
ひとつもなかったのだから。