赤色灯。赤色灯。『ついにきた……この時が。』赤いランプの灯りが真下に広がる。若い男女の恋愛のもつれが、こんな結末を迎えるとは。たった数ヶ月の生活が、赤色灯で幕を閉じるなんて、誰が想像していただろう。もし結末を予想できていたなら、そもそも始まりなどしなかった。……しなかったのだろうか?一緒にいたい。あの頃の二人には、その気持ちを止めるものなど、ひとつもなかったのだから。