97回目はPRIVATE LOGIC (私的論理)です。
「これは1つのアドレリアンの公理であるのだが、人間はこの世界の理解の仕方、認識の仕方を基にして行動する。そして、その私的現実というのは主観的であるという事だ。さらに、もしその私的現実と他者の共通認識との間に認知的な不協和が発生したら、人間は後者よりも私的現実をより好むことだろう。そして、その私的現実に従って行動する事になる」
----- Shulman
「Sullivanが使用した”private sense (私的感覚)”と同じ感覚であると考えて良い。それはすべての無意識的な思考、思想、理念や意図を含んでいる。ドライカーズは、3つの心理的過程を含んだ形式で、その私的論理の処理過程を組織化した。それは、(a) ライフスタイルの長期的ゴール (b) 直面した状況においての即時的なゴール (c) 思考と行動を正当化(説明)するための隠された理由である」
----- Shulman & Dreikurs
私的論理が世論や他者との
共通認識と一致する限りにおいて
それは公共の福祉と歩調を合わせることとなる。
その場合の私的論理は
目立たないものとなり
1つの資産と考えられるのだ。
個人のどんな無意識的な
信念や思考、ゴール、意図が
共同体感覚の需要との間に
不一致を起こし、敵対するような時は
その個人は、共通認識を意識した位置にいたとしても
私的論理を基に行動するであろう。
というのも、その理由として
異常な行動がもたらしたその結果の裏にある論理は
その個人以外には観察が可能ではあるのだが
当の本人には極めて精巧に隠蔽されているからなのである。