今日は(3) ADAPTATION (順応、適応)
について書いていきたいと思います。
「永遠の相の下に順応する・・・という考え方には疑問を感じる。ただ、身体と身体的な発達、発展においては的を得ていると考える。それは遠い将来においても、そうであると憶測する」
-----Adler
「順応するプロセスそれ自体に、個々がそれぞれ描いている理想の自分を追求するための環境的要因を作り出す。その環境的要因には、解決策ではなく、そこには問題が潜んでいるものである」
-----Way
「個人が保有している問題というのは、1度ではそう簡単には解決されず、何度もその問題が浮き彫りになってくる。なぜなら、それは順応、適応するための運動を創造するために、個人にとって継続的に要求されるものである」
-----ibid
「この順応に向かう創造的な運動は、人生や社会においてではなく、生命の問題への単なる応答者として受動的に順応された人が成長するために必要なものである。もう少し深く言えば、彼らは保持している世界観を変えるために、共同体感覚を発揮する事を余儀なくされるのだ」
-----Mosak in Corsini
アドラーは目的論、全体論、そして対人関係論に基づいた
「順応、適応」の見解を持っている。
人類というものは創造的な生き物であり
発展的な社会において
進化した1つの有機体として生命を持ったのである。
そしてそれは全体的進化のプロセスの一端にすぎない。
個人は順応、適応するための困難
---個人と世界との調和
つまり個人が世界に、世界が個人にいかに順応していくか
それは究極的なゴールである完全性に向けて
直面する困難と向き合い、取り組む責任がある。
順応した個人は
"man becoming"(ふさわしい人)---Adler
"authentic man" (本物の人)---May
"self-actulizing man"(自己実現した人)---Mazlow
と言えるだろう。
次回はADJUSTMENTです。