阪神の監督の話ではありません。



乗馬が終わった後、数少ないヤクルトファンの人と先日の試合についての愚痴のこぼしあい。結論としては『監督が悪い!』ということになったのだが、周囲の人間にもヤクルトスワローズというチームを知ってもらおう、という趣旨に。


素晴らしい点は数あれど、やはりカリスマ応援団長がいた事を伝えなければいけないと思い、その人の話をしていたらなんか一人で感極まってしまった。


オカダさん


その人、というのは岡田正泰さん。2002年に亡くなったのだが、看板屋のオヤジだったこの人のカリスマ度合いといったら猪木・馬場、長島級。『がんばれタブチ君』でフライパン叩いて応援している『オカダさん』のモデルの人なのだが、ヤクルトの私設応援団長であり傘を使って東京音頭を唱和する、というスタイルをつくったのもこの人(ついでにいうと、今の鳴り物を使った応援のはしりでもある)。そのポリシーは、

『応援に金をかけない。そんな金があるなら明日の入場券を買え。』

そこからどこの家庭にもある傘を使い、東京に住んでいる人間なら誰でも知っている(だろう)東京音頭を歌う、ということにつながっていく。自分も何度も球場で会ったことがあるのだが、仕事の関係で試合の後半に来ることもしばしば。しかしその試合が負けていようと勝っていようと、岡田さんが球場に来ただけで突然外野席が大盛り上がり。

僕は今までこんなにスワローズを(というより野球を)愛している人を見た事がありません。スワローズの将来を心配し、ファン達にも優しいし(口は悪いけど)。はっきり言って他の応援団とは質が違いますよ、ヤクルトは。いまだに岡田さんの(自称)愛弟子がたくさん残っていますから。


しかし先日のヤクルト戦、自分のような岡田イズムの継承者として言わせていただきますとちょっと悲しいことが。応援には金をかけない、という信念に対し応援団が持っている傘が全て売店で売られている『小さい傘』。まわりの人の迷惑になるから、というのもあるのかもしれないが、やっぱり普通の傘(ビニール傘)を使って欲しい。


まあ最近のファンは岡田さんのことなど知らないだろうが、あーゆう人が居たことだけでも知って欲しいと思います。