スマートグリッドとは | あんくる日記。

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スマートグリッドとは、新しい機能を持った電力網のことです。

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インターネットと同じように、中央からの一方的なもでなく、個々の発電装置をデジタルコンピューター内臓の電力制御装置ネットワークで結び合わせるのです。

電線で結ばれた色々な発電装置からの電力を需給バランス最適化調整し、過負荷のないよう、コストを抑えられるようなシステムです。

普通、私たちは電気を使うことだけを考えていますよね?
スマートグリッドは電気を売り買いすることを考えるのです。

その為の、太陽光パネルや風力発電なのです。各家庭でも電気を売れるのです。

あ、もちろん法律が必要ですし、周波数を統一することも必要です。

電気って基本、貯めておくことができません。
最近は、リチウムなど高性能なバッテリーができてますが。

$あんくる日記。-ビジネス蓄電


作った電気は、使う人がいて消費されます。
使う人が多すぎると、電気の質が下がります。

電気の周波数が落ちるので、電気製品が動かなくなったり、故障したり、最悪事故につながります。


そうならないように、中央でシャットダウンする、停電するのです。
需要が供給を上回ると停電します。
今、関東での節電はそうならないためですね^^

そもそもこれは電力事情の悪い、アメリカで考え始められたことです。
日本では、今まで電力事情が良く、あまり積極的ではありませんでしたが。

今回の福島原発事故で改めて考え直されています。

今日本では、太陽光発電で作った電気のみ、試験的に売電してますね。
費用を出して太陽光パネルを作っても、収入があれば、電気代が安くなれば普及しますよね。

http://solar.78364.jp/

家庭で考えてみて・・・
自分の家の電気代が仮に全て自分で賄えるとしたら。
また、余分な電気を売ることができたら。
費用掛けても設置しようかという気になりますよね?

そこに、補助金あればなおさら。エコポイントと同じです^^

スマートグリッドは、電力の送電網/配電網とその周辺の将来技術、東西の規格統一といった様々な問題がありますが、大きな産業としてのメリットは十分あります。

電力機器メーカー、設備工事事業者、自動車メーカー、デジタル通信装置、それぞれの関連業界にとって、大きな需要の創造につながります。

スマートグリッドは、アメリカ、欧州はもとより、中国でも電力供給網に50兆円を使うようです。

日本には色々な発電方式があります。自然のエネルギー、温泉、地熱、太陽、風、水、海洋エネルギー・・・・

資源の少ない日本の取るべき道筋のように思えてなりません。
とくに海洋エネルギーはそうです。電気を作るだけでなく、様々な利用方法があります。

http://www.opotec.jp/japanese/index.html

ここにビジネスチャンスがあるかも知れません。
もちろん、さらなる技術の革新が必要ですが。

電気自動車も普及するでしょうし、船舶だって重油依存から抜けれるかも。

実際、堀江健一氏は波力電気でハワイから日本に戻ってます。

自然エネルギーを電気エネルギーに変えて、私たちがそれを使うのです。
石油依存の脱却や、CO2排出削減につながり、私たちが自然の中で共存するための良い試金石になります。

スマートグリッドのよい所は、災害に強くて、地球に優しいクリーンエネルギーなのです。

私たちは、あまりにも電力会社に頼りきってます。
電気は分けて頂くものから、自分たちで賄うもの、という考えで^^
最悪、自転車型発電機で、ダイエットかねて自己発電しましょう。^^

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