矛盾。
今回の大地震で、世界各国から多くの支援を頂いている日本。
その一方で・・・中東のリビアでは多国籍軍の軍事行為がなされている。
自然災害に遭った人間を救出しようとし、
一方では己の利権のため、国益を守るために人間を殺す。
今、リビアで同じ様な大災害が起こったならば、
世界はどう反応するのだろう?
手の平を返して、攻撃から救援へと転じるのだろうか?
人類、最大の矛盾。
兎追いしかの山、小鮒釣りしかの川。
東北地震発生から数日後のこと。
大阪のMBS放送のラジオ番組で・・・・・
あるミュージシャンと・・・パーソナリティ、アナウンサー達がこの曲を合唱していた。
みんな、泣いていました。
歌って、いい。
そして、唱歌っていいね。
放課後。
席替えのこと。
遠足のこと。
新しい先生のこと。
宿題のこと。
夏休みのこと。
僕の鬼からはじまる次の休み時間のこと。
あの頃、僕にもそれなりの悩みはあったんだ。
路地裏は小学生のためにある。
大人になって失ってしまったモノ・・・・・
『放課後』・・・・・二度と訪れない、眩いばかりの輝かしい時間。
震災後・・・初担当ウエディング。
今日の披露宴、最高でした。
本当に最高でした。
感動のサプライズや、凝った演出は特に無し。
何が良かったかと言えば・・・・『人』です。
スピーチやメッセージは、誰一人無駄な会話をすることなく聞き入る。
では、大人しいゲスト達の集まりだったのかと言えばそうじゃない。
時折、起きるスタンディングオ―ベーション・・・・・誰一人、座っているゲストはいない。
サービススタッフとゲストが心の底から笑顔で会話をしている。
僕は受け付けをしていた友人達と、既に打ち解ける事が出来ていたし、
親戚の子供達にはなつかれていた。
披露宴のラストは、奇跡と言ってもいい程の出来事が起こります。
ある事をきっかけに、全ゲスト総立ちでの新郎新婦の送り出し。
・・・・・これ、本当に奇跡の様な光景なのです。
酔いつぶれている人がいたり、ノリが悪い人や義理だけで出席している人がいたりで・・・・・
なかなか、こうはならない。
思わず、キャプテンからインカムが飛んで来た。
『マネージャー、僕・・・こんな光景、見たことないです~~!!』
『・・・・・うん、凄く素敵な雰囲気やな・・・』
僕が常に理想に掲げている・・・・・結婚式、披露宴。
『新郎新婦』 『ゲスト』 『スタッフ』の想いがひとつになる瞬間。
その披露宴は何事にも変えられない最高の時間となります。
まさしく今日はそんな最高の披露宴でした。
今日、ここに集っていた人達の多くが・・・・・
東北地震以降、初めて会するお祝いの場となっていたはず。
みんな、それぞれ・・・胸の内に思うモノも何かあったんだろうと思います。
披露宴の締めとなる、ブライダルスタッフ一同への拍手も
いつもより、明らかに大きくそして息の長い拍手でした。
喝采の中・・・・・
ゲストへ深々と一礼をしながら、本当に感動しました。
結婚式を施行出来る幸せ。
素敵な新郎新婦やゲスト達と出会えたこと。
この場に暖かい『人』がいること。
『本当にええ結婚式やった!!』
ゲストから新郎新婦への言葉。
『本当にいい結婚式でした!!』
新郎新婦から頂いたウエディングプランナーへの言葉。
『ほんまにええ結婚式やったよなァ』
すべてのゲストが帰った後のスタッフ同士の言葉。
絶対に、この世の中から・・・・・
『ケッコンシキ』を失くしてしまってはいけない。
そもそも、新らたな生命の・・・誕生のルーツともなるセレモニー。
現在、東北や東日本の被災地では、この灯火が弱まっています。
被災地のブライダルが復興して来るまで・・・・・
この灯火を消すこと無く、『幸せの連鎖』を紡いでゆくのが西日本のケッコンシキ仕事人達の使命。
そして僕自身の『存在価値』『生きる意味』とも考えるのです。
被災された業界の仲間達へ。
一日も早い復興をお祈りしております。
この壁を乗り越えて・・・初めての結婚式を迎える時・・・・・
かつて味わったことのない大きな感動が待っているはずです。
どうか、その日が早く来ます様に・・・・・
心から願っております。
『三割増し』
新郎の友人達と新婦の友人達とがエレベーターホールの前で鉢合わせをした。
『あーーーー!!中沢君やん~~~~!!久しぶり~~~~♪』
「おおっ!?藤本~~!?めっちゃ可愛くなってるやん~~~!!!」
『ええ~~!?そんなことないよお~~~!!中沢君こそカッコいいやんか~~♪』
レディファーストで、先に彼女達をエレベーターにエスコートした新郎の友人達・・・・・
「あれが、あの藤本~~?ほんまに可愛くなってんな!」
『それより、田中や須藤も可愛かったで!!』
「いやいや、一番は澤田やで!!・・・俺、今日アプローチしようかなァ!?」
・・・・・エレベーターホールに、ひとまず取り残された彼達の会話。
『見ざる』『聞かざる』『言わざる』を決め込んでいた私に、
中でも一番やんちゃそうな彼が近づいて来てこう言った・・・・・
『お兄さん・・・・・やっぱり、結婚式って三割増しやな。』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私は不本意ながら、タメ口で答えてしまった。
『そやな。』
『左様でございますね♪』
こう言い直そうとした時・・・・・
戻って来たエレベーターの中に、彼の姿は消えていた。
好きなトコ。
披露宴の最初と最後が好き。
シャンパンが一斉に開栓されて、祝杯を上げた後・・・・・
熱気を帯び始めた、披露宴会場のド真ん中を颯爽と歩くのが大好きです。
披露宴のエンディング、新郎新婦が退場した後キャスト達に贈られる拍手喝采。
一瞬の『どや顔』の後・・・深々と一礼する自分が大好きです。
そして・・・・・・
華やかなパーティドレス、短めのスカートから・・・
しなやかに伸びる、新婦ご友人の美脚達が・・・・・大好きです。
(切腹!!)
新人ウエディングプランナーの一日。
披露宴が終わって・・・ゲストをお見送りして、
ブライダルスタッフ勢揃いで最後の挨拶を終えた時・・・・・。
担当のウエディングプランナーが新婦ちゃんと抱き合いながら泣き崩れた。
昨年入社した新人ウエディングプランナーのデビュー結婚式でした。
多分・・・いや、かつての僕もそうであった様に、絶対に忘れられない一日となるはず。
一年間掛けて・・・
彼女が初めて、この仕事の意味を知った一日。
『ご新婦様とこれでお別れなんだと思うと寂しくて・・・・・』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
涙の第一要因を考えてみると、
ウエディングプランナーとしての彼女はまだまだこれからなんやけど・・・・・(笑)
うん♪
ルーキー、まずはそれくらいでいいと思います。
『この仕事は、9割しんどい事ばっかりやねん・・・9割しんどいねんけどな・・・それでも週に一度は必ず救われる。 そして何ヶ月かに一度、「この仕事をしてて本当に良かった!」って思える瞬間に立ち会えるねん・・・・・ほんでな、一年か二年、三年かはわからへんけど・・・・・何年かに一度、「絶対に一生、この仕事で生きてゆこう!!」って思える場面に遭遇するねん♪・・・・・・ほんまやで!』
婚礼施行数、数百組のウエディングプランナーから・・・・・
婚礼施行数、一組のウエディングプランナーに贈った言葉です。
苦労、気苦労、心労が99%。
やりがいはたったの1%。
しかし、そのたったの1%は・・・・・
すべての苦労を帳消しにして、なお凌駕する。
ウエディングプランナー達は、たった1%ために生きている。
しかしそれでも、その1%は・・・・・最強無敵なのだ。
