あるコック、ある板前。 | MK’S BAR

あるコック、ある板前。


若いコックがひとり会社を辞める。

なんで辞めるのかを聞いてみると・・・・・

『僕、もともとソムリエになりたいんです』

『でもその前に料理を学びたかったので・・・・・』

『食材のカットは一通り覚えましたし、ソースのレシピも盗みましたしね♪』

こんなヤツは伸びる。

強い。




一方で僕がデビューしたホテルで出会った和食の調理師さん。

以来三度に渡り、同じホテル・式場で一緒になった。

その度に彼は鍋を洗わされていた。

所謂、和食の中の下働きのポジション。

僕の見たところ彼のポジションはこの15年、変わっていない。

多分、僕の二、三年上だから・・・・・42、3歳。





次の舞台へと羽ばたこうとしている若きコックと羽ばたけないでいる板前。


この二人の違いは何処にあるのだろう?