夏の終わり。 | MK’S BAR

夏の終わり。


この歌が流行したのは・・・・・

歌のタイトルには反して、1994年だったと記憶している。



二日後にこの街とさようならすると決めていた。

あらかた荷造りの整った自宅マンションを出て自転車をこぐ。

いくつかの河と橋を渡って都心へと近づいてゆく。

天六を抜けて茶屋町に差し掛かった。

夕陽をたっぷりと浴びて琥珀色の太陽を眼下の街に反射するM字型の高層ビル。

僕はそこで自転車を止めてカメラを構えたんだ。




♪『夏の日の1993』♪


今日の風景を撮り留めておこうと。




その二日後、僕は新幹線に乗っていた。

ひとつの恋が終わりを告げて、季節が移ろいでゆく。


1993~1994年、僕の人生の中の夏の終わり。


そして今・・・・・

僕は僕の人生に於いての初秋を迎えようとしている。