酒と、巨乳と、台風と。 | MK’S BAR

酒と、巨乳と、台風と。


『超大型で非常に速度の遅い台風9号はその勢力を保ったまま20日未明西日本に最接近する模様で近隣地域に住む皆様は・・・・・・』




結局、ラジオの台風情報を最後まで聴けなかった。

私は気象ニュースの途中で接客に入り、再来館のカップルのクロージングに入る。


私の在籍するホテルと、人気C式場とを天秤に掛けている花嫁。

「MKさん、このホテルの最大の売りはなんですか?」



私は手元のファイルを数ページめくり・・・・・

(正確にはファイルを見るフリをしながら・・・)


しっかりとこう答えた。


「うん・・・・・人!人間!!すなわちソフト、ハートですね♪

例えば僕は情熱の温度と引き出しの数の多さでは誰にも負けません!!・・・ハイ?何か??」


「そうですよね!!やっぱり最後は・・・人!!ですよね♪」

「それはわかってるんです!!MKさんはホテル、結婚式場の見学をして回った中で間違いなく一番の対応をして頂きました♪・・・・・・でも・・・・・」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




でも?





「C式場の方が50万くらい安いんです・・・・・MKさん♪、なんとかなりませんか♪」




前屈みになる花嫁、美しく潤んでゆく瞳。

前屈みになった分・・・・・・・

V字に大きく割れたシャツから乳房がこぼれそうになっている。




・・・・・・・・・・・・・・・。



いやいや、乳房どころか乳首さえも見えそうで・・・・・







(爆!!)









私はその瞬間・・・・・・

・・・・覚悟した。


「50万ですか・・・・・わかりました!!それくらいは何とかします♪

私に任せてください♪」







美人は得だ。


いや、巨乳はもっとお得だ。


うん、所詮男子はこんなモノなのだ。





ビュウビュウと風が吹いている。

慌ててベランダの洗濯物を妻が取り込んでいる。

僕は相変わらず、のんきなモノで・・・・・

『この強風の最中、ミニスカート&美脚の女の子がいたら・・・・・・・♪』

そんなハッピーな想像、妄想を脳裏に思い浮かべながら・・・・・・・・





焼酎を煽っているのでございます。