回想~『大久保くん(本名)』~ホテルマンMK、9歳の頃のおぼろげなる記憶。 | MK’S BAR

回想~『大久保くん(本名)』~ホテルマンMK、9歳の頃のおぼろげなる記憶。



城下町で、比較的古い日本家屋が立ち並ぶ町並みの中でその洋館は一際、異彩を放っていた。



その洋館に初めて足を踏み入れたのが小学校三年の時。

その洋館とは・・・・・ある日、この町に越して来た大久保くんの家。


なぜ僕があの日、大久保くんの家を訪れたのか?

不思議と理由が思い出せない。

残っている、確かな記憶は・・・・・

洋館にご招待をお受けする程、僕と大久保くんの仲は親密では無かったということ。



MK’S BAR-LASTORDERが来ない夜-2nd Season



僕を洋館へと招き入れたその二年後、その理由を聞く前に・・・・・

大久保くんはまたしても、突如別の町へと転校をした。




卒業アルバムの何ページ目をめくってみても、彼の写真は残っていない。

そしてその洋館は何事も無かったかの様に、この町角から消失していた。






数年前、その洋館跡地を訪ねようとした事がある。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?


『あれ?ここだったっけ?・・・・いや、この路の左・・・・?いや、右?・・・・・』







重厚感のある引きドア。

カーペット敷きのリビングと大きな出窓、二階まで伸びる螺旋階段。

おやつに出てきた、クッキーと紅茶・・・・・

あの頃の記憶の中に・・・・・僕が洋館へと足を踏み入れた理由に・・・・・

僕は未だ、たどり着けないでいる。










皆様方にも・・・・・

こんな不確かで、ノスタルジックな遠い記憶・・・・・ありませんか?


※お心当たりのある大久保くん・・・・・

実在するのならばご一報ください。