回想~7月、1989年《きゃしゃなエースピッチャー》 | MK’S BAR

回想~7月、1989年《きゃしゃなエースピッチャー》


『三年待て』


『俺はエースになる』


『絶対に俺が甲子園に連れてったる』





まるで熱血漫画で、主人公がヒロインに対して投げ掛けるような言葉だ。





中学時代に知り合った二人の共通点は・・・・『野球ファン』



しかし一方は健全な野球少年。


一方は少し不健全な不良少年。




二人は同じ高校に進んだ・・・・・。


でも、進学動機はまるで異なる。



一方は、地元ナンバーワンの野球名門校だったから。


一方は、女子男子比率・・・7対3で楽しそうだったから。






(爆)








身長は僕よりも低かった。


身長170センチの細身のきゃしゃなピッチャー。


彼は修学旅行には来なかった。


修学旅行<練習。


すべてを野球に賭けた。





そして彼は二つの約束を・・・ひとつは守り、そしてひとつを破った・・・。







『お願いがあるねん!!明日の一回戦、ビデオに録画しといてくれ』

(まだまだビデオと言うモノが完全普及していない時代でした♪)




彼は約束通りに、エースナンバーをつけていた。


僕は声を枯らせた。



しかし・・・・・



僕たちの夏は・・・・・ダークホースの勝利によって、幕を閉じた。








1989年、夏。



野球少年と不良少年の夏。



熱い夏の日の思い出。