不夜城を訪問してしまったのは誰だ?《ファイナル》 | MK’S BAR

不夜城を訪問してしまったのは誰だ?《ファイナル》


ピンポーン。




不意に鳴っったチャイムに一応の準備をする。

ジャケットを羽織り、袂に拳銃を一丁隠し持った。





息を殺して、ドアに近づく。




!!??




覗き穴のレンズの先にいた人物は・・・ゆかりでも、まいでも、みゆきでもなくて・・・・・

そしてななみでもない。




私にとっては意外な人物だった。





ガチャリ。





私は安堵して部屋のドアを開けた。



殺された親友、ケッコンシキ仕事人と私が極秘裏に通いつめていたミナミのSMクラブ。

・・・・・・『秘密クラブSM喫茶ジャイアン』のナンバーワン嬢・・・・・・・。


スーパードSな女王様がそこに立っていた。






あ~~~~~♪

普段は怖い女王様が私の身を案じてかけつけてくれたのだ!!

なんて優しい女王様なのだ!!

本当は優しい女王様なのだ!!

なんだかんだ言って優しい女王様なのだ!!


おお!!女王様よ!!♪♪












ザクッ。





え?









女王が手にしていた斧が、私の脳天を叩き割ったところまではなんとか把握できた。





血がたくさん出ている。


寒い。


寒い!!


今は確か夏のはずなのに!!!!







『・・・・・・・・・姉さん、これもいつものプレイのひとつなの?・・・・・』







僕の最後の言葉は、音としては成り立たなかった。




とびきりに意地悪な笑顔で女王は私を見下ろしていた。




薄れゆく意識の中で私は・・・・人生最高の至福をなぜか感じていた。









(完)













※こんなオチでごめんなさい。

しかし、行き当たりバッタリにしてはと・・・・

ご容赦くださいませ。(泣)