不夜城を訪問してしまったのは誰だ?② | MK’S BAR

不夜城を訪問してしまったのは誰だ?②


今思えば・・・・・その脅迫状みたいなモノが届いたのは、

梅雨に入る前の、まだ5月のことだった。



脅迫状の送り主は、当然のごとく匿名・・・と言うよりは名前を記してはいなかった。

しかし、大方の予測は簡単についた。


・・・ゆかり、まい、みゆき、ななみの四人の女達の誰かである事。





殺された親友のケッコンシキ仕事人は・・・私の属する暴力団、川口組系婚和会の若頭で・・・・・

(あ 俺達、ヤクザだったんだ!!新事実、ここに発覚!!爆!!)

私はそれを補佐する・・・組の要職に就いていた。




四人の女達は、仕事人と私の・・・いわゆる、『しのぎ』の道具にしかすぎなかった。



ある女は多額の借金をカタに・・・・・

ある女は色恋で惚れさせて・・・・・

・・・シャブに溺れさせて、ネオン街に沈ませてしまった女も実はいる。





『アホンダラーーーー!!!!泣いてまう女は南港に沈めたらんかいっ!!』





親友であり、アニキ分だったケッコンシキ仕事人の口癖。






ジッポのライターを右手の親指で弾いた。

乾いた金属音がマンションの部屋に響く。




フーーーーーーーーっ。




私達の 『しのぎ』 のために女達は様々なものを犠牲にしてきた。




ある女は恋人を・・・・・

ある女は夢を・・・・・

ある女は家族を・・・・・

そして、ある女は人生を・・・・・





しかし知ったこっちゃない!!


俺は天下無双の極道やで!!




一旦は破り捨てようとしていた脅迫状を読み返してみる。


つらつらと恨み焦がれる文章を読んだところでチャイムが鳴った。






「ピンポーン」






私が吐き出した煙草の煙は、白く濁って部屋の天井へと昇華した。






もうすぐ天神祭りだ。


七月の大阪はとても暑い。






私は煙草を銀色の灰皿に押し付けて玄関に向かった。








ホテルマンMKのコマンド?


寝たふりをする

警察に電話する

ドアを開ける       <

ピストルで攻撃する




ドアを開けた先には誰がいた?

再びホテルマンMKのコマンド?


ゆかり

まい

みゆき

ななみ



さて?








※さあ!!いよいよ、どうしましょうかい!!??



(爆)



知~らんぞ♪知~らんぞ~~♪

せんせ~にゆうたろ~~♪