昨日の夜見た変な夢。(笑) | MK’S BAR

昨日の夜見た変な夢。(笑)


『東京へ行くぞ!』


木村拓哉が僕に言った。

この男とは、ものの数分前に会ったばかりだ。

出会ったばかりの、トップアイドルのキムタクに東京へ行こうと誘われている。


場所は西日本の高速道路上の某サービスエリア。

時間は8時を回った頃だろうか、夏の長い白夜にもようやく漆黒の闇が迫ろうとしていた。



『MKマネージャー!!なんでキムタクと一緒にいるんですか!?』


同じホテルで働く女性スタッフが突如、僕の前に現れて黄色い悲鳴を上げた。


『おお!!○○、実はこいつは俺の友達やねん』


僕は無意識のうちに木村の肩を抱いていた。

彼もまったく嫌がる素振りは見せずに笑顔でいる。

僕と木村拓哉はどうやら友人同士の様だ。



『お前の車はガソリン代が高くつくから、営業車を持ってきたよ!!』


いつの間にか消えていた女性スタッフの代わりに現れたのは、中居正広だった。



『ちょっと待てって!俺は明日高校の卒業式やねん!今から東京へは行かれへんわ!』



『・・・てかさ、MK・・・38歳じゃね?』


怪訝な表情を一瞬見せた木村は携帯電話で何処かに電話をし始めた。



『ほれ』


『MKの会社の社長と繋がってっから・・・』


木村が僕に携帯電話を差し出してくる。



・・・もしもし?


『おお!!MKか?卒業式の事は心配せんでええから行ってこい!!』


え?・・・てかアンタは会社の社長であって、学校の先生じゃないし・・・





木村拓哉が営業車のハンドルを握っている。

中居正広は助手席、僕は窮屈な軽のリアシート。


エンジンは唸りを上げる。



僕達は東京へと向かった。