回想~《三番街の彼女へ……》 | MK’S BAR

回想~《三番街の彼女へ……》


彼女は三番街の化粧品店で働いていた。



最初にデートに誘って来たのは彼女の方だったのに……いつかしら、僕の方が夢中になっていた。



あの頃の僕にとっては……同い年の彼女は大人過ぎたのかも知れない。



はや、二十年もの歳月が経過しようとしている。



麗らかな春が訪れる度に……僕は三番街の彼女を思い出すんだ。





♪五番街へ行ったならば
マリーの家へ行きどんなくらししているのか 見て来てほしい

五番街は古い街で 昔からの人がきっと住んでいると思う たずねてほしい

マリーという娘と遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた
それだけが気がかり

五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って今がとてもしあわせならば 寄らずにほしい♪


~ペドロ&カブリシャス《五番街のマリー》より。