僕達が気づいてしまった事。 | MK’S BAR

僕達が気づいてしまった事。

真夜中の電話。


『辛い事があったら……何でも言えよ』


「言ってどないなるん?あんたは傍にいてへんやんか」



ナイフのエッジを胸に突き立てられた様な痛み。



電話口で泣いていた彼女に、何も言葉を返してあげる事が出来なかった。



今の僕ならば、きっと洒落た言葉で包んであげられたのに……。




『キミがいないと生きてゆけない』……と思っていた僕達が気づいてしまった事。





『キミガイナクテモ、イキテイル……』





1995年2月28日。


気づいてしまった僕達の遠距離恋愛は終焉した。