回想~《大阪、22歳、なんでもない夜の話》 | MK’S BAR

回想~《大阪、22歳、なんでもない夜の話》

彼女はぴょんと、ベッドから飛び跳ねる様に起き上がると…僕に言った。


『なんでもない様な夜って、こんな夜の事を言うねやろな♪』


僕は妙に納得して…その夜の幸せをかみしめた。


そしてあの夜の光景は、十数年経過した今も鮮やかに記憶されている。



ザ・虎武竜の『ロード』が流れていた。



彼女も僕も…その唄を理解するには、まだ幼過ぎた。





♪なんでもない様な事が幸せだったと思う♪
♪なんでもない夜の事二度とは戻らない夜♪


~ザ・虎武竜『ロード』より