プロローグ。 | MK’S BAR

プロローグ。

オフ会なんかするんじゃなかった!


ゆかりは唇を噛み締めた。


雨の新宿歌舞伎町。


流れる鮮血を雨が激しく打ち流していた。



『すべてを無かった事にしてくれ。』



ホテルマンMKの無残な死体を目の前にして……


まるで、この雨がそう語っている……。


そう思わずにはいられなかった。


いや、思い込もうとしていたのかも知れない。



北陸育ちのゆかりは……その白い柔肌を幾度も、小さく震わせていた。






『栄養士は見た!ゆかりの憂鬱!』