あるワインバーの話。 | MK’S BAR

あるワインバーの話。

今日、ある企業のトップと会う機会があった。


「おう、MK君。君酒好きだったよなぁ。Bって言うワインバー知ってるか?」

「あそこのマスターは最悪だな…喧嘩になって店を出たよ。」


なんでも…ワインの知識をひけらかす、イチイチお客様の意見を覆す。


この企業のトップの方。
大変人格の素晴らしい紳士で……この人が怒るのは余程の事です。


……………………。


実は数年前、俺もこのワインバーのマスターと喧嘩した事あります。


まあ、接客業のくせにお客様と張り合う張り合う。


お酒の知識、料理の知識、接客業論議……等々。



俺はまず飲食店でキレる事はありません。

敬意を持ってクレームは申し上げても……。



ところがこのマスターの発する言葉……心の中の敏感な部分に的確に打撃を与えて来るのです。


いわゆる……嫌な奴。



で、この一言が俺の逆鱗に触れました。




「私、Aホテルのオーナー、良く知ってるんですよ~。その気になったら貴方のポジションなんてどうにでもなりますよ。」




話の流れがあっての、このセリフなのですが……客に向かって信じられない……。



その瞬間。



「やれるもんやったらやってみろやぁ!!オドレ何様やねん!なめてんのか!!」


客の立場で初めてキレました。



今日、そのトップの方との会話で、その夜の事を思い出しました。



接客とは何ぞや。


今宵、ワインバーBのマスターの相も変わらぬ接客を案じながら……

自分の接客も振り返りつつ……



ワイングラスでも傾けましょう。



バーMK開店致します。