赤と紫の女 つづき。 | MK’S BAR

赤と紫の女 つづき。

人生、二回目の金縛り。


初めて体験した金縛りとの違いは……。


人の気配。

動けなくなってすぐに、足首を誰かに掴まれました。


そしてその足首を掴んだ女は……

(女と思ったのは直感です。)

……俺の身体の上を這い上がる様に、太股を掴み、脇腹を掴み、次は胸、と…段々上に移動して来ます。


ずっと恐怖で目を閉じていたのですが……


明らかに今、目を開ければ、その女が真上にいるだろうと推測出来る瞬間に。


意を決して目を開けました。



赤色と紫色の服を着た女が髪を振り乱し馬乗りになって…


俺の首を絞めていました。



そこで意識を失い、気がつけば女は消えて、金縛りも解けていました。


でも、その日一日原因不明の…高熱と嘔吐。


そして一週間、毎晩その女はやって来ました。


もう、夜が怖くて怖くて。


霊感の強い友人のアドバイスでなんとか事態から脱却しましたが……


今でも
忘れられない19歳の夏の恐怖体験。


それから感じ易い体質になったのか。


幽霊チャン達は時々、俺の前に出現します。