こんばんは。
山元です。
今日の国会の党首討論で野田総理が16日解散を明言しました。
私は選挙は来年と予測していたので,、とても驚きました。
民主党議員も青天の霹靂だったようです。
野田さんが解散を決意した理由はいくつかあります。
まずは、財務省とともに念願だった消費税増税の実現に道筋がついたこと。
「近いうちに解散」しなかったら、後々まで「嘘つき総理」呼ばわりされること。
そして、ここにきて特例公債法案成立への流れが整いつつあること。
最後に、安倍さんに解散への条件として突きつけた、1票の格差是正と国会議員の定数削減を実現させたら、野田さんは曲がりなりにも、国民との約束を果たしたことになること。
総理経験者というのは、自分の総理としての実績に異常にこだわるのが常です。
野田さんは、今日の討論の中で、父親のエピソードを出していましたが、「嘘つき総理」と後世まで言われ続けることに、自分の信条からしても許せなかったのでしょう。
現在の流れでは、自民党が比較第一党となり、政権を奪取して、安倍総理再登板となることでしょう。
私は前回のブログで、安倍さんは、脱デフレに強い意欲を示していることを書きました。
安倍総理誕生となると、更なる大胆な量的金融緩和が期待できます。
現に、野田さんの解散宣言と同時に為替が円安へ振れるなどと素早い反応しました。
明日の日経平均も大幅上昇となるでしょう。
年内に自民党政権が発足となると、来年にかけて脱デフレが鮮明になり景気の回復が大いに期待できます。
しかし、これだけは断言します。
自民党政権で、日本が変わることはまずありません。
私は、安倍さんとは昔から、なぜか縁がありました。
参議院議員をしている安倍さんの弟さんとも、親しくしていた時期がありました。
だから個人的には、頑張ってほしいです。
安倍さんの側近に聞くと、安倍さんは総理を辞めてから、経済や外交、防衛問題などかなり勉強されていたそうです。
確かに国家観や歴史観をお持ちな政治家であることは事実です。
しかし、総理として、今の混沌とした日本を変えれる人間力があるかと言われれば、力不足は否めないと思います。
先週、自民党の閣僚経験者で幹部議員と話しをたのですが、以前の自民党の体質とまったく変わっていないな、という印象しか残りませんでした。
安倍政権が誕生し、脱デフレが加速する動きになり、景気が多少戻っても、国体が変わることはないとみています。
私は自民党政権は、繋ぎとしかみていません。
日本という国が変わるには、今までと違った新しい大きなうねりが必要です。
野田さんの年内解散の狙いは、もう一つあります。
太陽の党、日本維新の会、国民の生活が第一など第三極といわれる小政党が、年を越して政党助成金を受け取る前に解散総選挙を実現したかったことです。
第三極が資金力をつけ勢力を拡大する前に、選挙戦を戦いたかったということです。
次期選挙において、資金不足の第三極勢力は、思ったほど勢力を拡大することはないでしょう。
今日の小沢一郎さんの力がない答弁を聞いていてかわいそうになりました。
選挙は、カネが大きな力を発揮する戦いでもあるのです。
ただ私は、近い将来この第三局から大きなうねりが生まれてくるものだと期待しています。
ともあれ、来月の選挙は、国民にとってとても大切なイベントとなります。
統治機構の改革、原発再稼働、TPP、消費税増税。。。。
私たちの生活に直接結びつき、今後の日本を左右しかねない大きな課題が、今度の選挙の争点となるのです。
日本の未来のため、私たちの子孫のために、皆さんも候補者の主張をよく吟味し、真剣に1票を投じていただきたいと思います。