以前僕が所持していた通称村田銃です、メチャカッコイイですよね
初めてこの銃を見掛けたのは1993年頃ぎゅうぎゅうに詰め込まれた銃砲店の在庫ロッカーの中でした見るからに売り物ではない感じでしたが僕にはとても魅力的にキラリと輝いて見えました
あのダサイ村田猟銃のストック形状ではない どう見ても旧軍ライフル風に作ったカスタムストックが付いている。
曲げられたボルト形状が違うんで払下げの村田銃でも無い事は一目瞭然でした
これ欲しいんだけど売ってもらえませんか?と聞いたところコレは預かり物だから売れないんだよね~との返事 ホントか嘘かは分かりませんw
そうか~そんじゃ今度持ち主の人来たら売るか聞いて下さいよ~と自分
それから店にお邪魔して思い出す度にアレまだ有るんですか?アレまだ有るんですか?を何年も続けました
余りにも忘れずにしつこく聞くもんだから2009年遂に譲って頂ける事になりました(笑)
譲って頂く条件に僕が出したのは手放す時には必ず他所に出さずにお返ししますでした
所持してから自分なりのリビルトが始まりましたカスタムらしいストックは一皮剥いて仕上げ直しです
元は真鍮薬莢用の薬室も20番実包が撃てる様に変えて有りました、それでもその時のプラスチック装弾の20番とはリム部の厚みが違うのか何度も銃身送ったりヘッドスペース合わせたり不発しやすい撃針を調整してもらったりしました
新式村田の特徴は二十二年式村田銃の遊底のコイルバネを採用した事にあります
それまでの村田は松葉バネを使っていたので特徴的な形の遊底でした
無煙火薬紙薬莢に対応した大正時代から昭和初期のモデルでした
無謀とは思いながもコレでスラッグ弾を正確に撃ちたいとの欲望が出て来てしまいました しかしスコープなんて乗せたらカッコ悪いじゃないですか
思いついたのが使った事も無いピープサイトです競技に使うくらいだから正確に撃つにはコレしかないと銃砲店さんに相談 機関部の形状から後側には付けられないので右側前方に付くウインチェスター70用のライマンをチョイス
フロント側も合わせてライマンを装着して貰いました
1発弾を正確に撃つ準備が出来ましたので20番のハンドロード道具を揃えてブリネッキの弾頭等でスラッグ弾を詰めたのですがあたらないあたらないwww
満足な精度は得られませんでした銃が2キロちょいかな~軽すぎてスラッグ弾撃つには痛過ぎ銃の強度も考えて火薬を抑えて弾速不足だったのが原因と思います
ファクトリー弾を購入して撃って見て素晴らしい集弾が出たのでそう確信しました
今は無きアポロ20番でピープサイトで3発ワンホールです
しかしこの村田で強い弾をバンバン撃っちゃ銃にも僕の右肩にも良くない銃も身体も壊れますwww
出来る事は眠り銃にならない様に猟期にはお散歩に持ち出し猟期外は時々スキート射撃に でも痛過ぎて3ラウンドが限界
この銃はホントに思い出に残る銃で手放したのを後悔しています
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