タイトル通りTX200のパワーの現実に今回迫って見ました、大げさだね(笑)

スプリンガーのパワーは凄く低いです、僕も経験で感じて30mが限界だと言って
一緒に廻る仲間にはそのくらいの距離で撃てる獲物を撃たせてもらう感じです
まあそれでもあたったと思えど飛ばれたりが多くネックやヘッドを狙うから猟果は低い
僕はもう猟果目的よりも手軽に仲間とエアライフル猟を楽しみたいだけなので
TX200で充分楽しくてスプリンガーは良いぞオジサンになってますが
PCPが欲しいが予算不足でスプリンガーでも良いかなって人にはやめた方が良い
大きなお世話ですがそう忠告しています、猟果が欲しい人は必ず後悔するからです
今年の出猟でも尽く頭の上をペレットが通過したり、パコーンとあたったのに飛ばれる
そんな事を繰り返してる物ですから確認の為に実際の弾速をチェックして見ました
なんたって手軽さが良い所ですからこれだけで練習に行けます
 
TX200とソフトケース
 
エアタンクが無いだけでもメチャクチャ手軽、コンブロの弾速計もケースの中です
いつもの射撃場ポジションシューターの姿も無く気兼ねなくバカスカ撃てました
 
TX200と6倍スコープ
 
スコープは前回の物10mだとピンボケ視差バリバリですが注意して撃てばワンホール
 
シール抜きの的
 
3発撃ち込みで練習しましたが練習で分かった事は依託のクッションに銃を載せた時
銃を左手で握り握った左手をクッションに依託した時とゼロイン位置が変わった事
マルチポンプやPCPでは左手で軽く握ろうが左手無しでクッションに載せようが
スプリンガー程着弾が変わる事は有りませんでしたので左手の握りはやはり大事です
そして何十発かの平均弾速がコレでした
 
弾速計
 
200m/sですフィートだと 656ft/s いや遅いな~~~
パワー20.6J 15.2ft/ib 17ft出て無いじゃんカタログは軽い弾で撃ってるなw
実際のパワーはこの程度の物でした、弾道計算ソフトに入力して見た結果が来れ
 
TX200のマズルエネルギー
 
現実は厳しいですな~50m先の弾速はたったの163m/s 13.7j    
換算すると 534ft/s  10.1ft/ibですよ
ゼロイン距離を33mに設定したのは最初のゼロの交差点位置が10mだからです
スコープの中心の高さは45㎜での推定弾道図が以下になります。
 
33mゼロ弾道
 
図を確認すると1回目の交差距離が10mで2回目のゼロイン位置が33mになります
10m射撃場でゼロインすれば計算上は同じって事ですね
そして肝心なのは中間の距離でも2㎝上を通過するだけ、50mならかなり下がる
もうこの距離はスプリンガーで狙う距離では有りません、だってあのパワーですよw
下の弾道図は同じパワーで50mをゼロインとした図です酷いドロップです
 
50mゼロ弾道
 
50mゼロインでは30mで7cm以上上を通過です、獲物は川に居れば粗撃ち下ろし
弾が獲物の遥か上を通るんですからあたる訳無いですよね~
33mゼロインなら実際の距離が短い撃ち下ろしだったとしても頭には入るかも
パワーもその距離ならネックかヘッドなら飛ばれないはずです、計算上はねwww
 
最後に悲しい現実PCPの代わりは務まらない理由画像
510のエネルギー
 
これはエアアームズ510の実際の同じペレットのパワーと弾速です
FXのPCPエアも大体この程度もパワーが主流でしょうマズルで30.8ft/ib
弾速は936ft/s出ています
注目はゼロインの距離75mですTX200のマズルエネルギーと同じです。
PCPが75m飛んだ先の弾とTX200がマズル押し付けて撃つエネルギーは同じ
次はターゲットに設定した距離107mを見て見ましょう
そうです30ftのPCP銃で撃った107m先のエネルギーがTXの33mなんです
皆さんの30ftのPCP100m先の鴨にあたって飛ばれる確率どの位ですか?
ネックじゃないと100m先だとかなりの確率であたっても飛ばれますよね~
TX200だとそれが33mな訳で感覚で30mかな~はやはり正解でしたw
猟果が欲しい人は50m先のヒヨやタシギやハトやコガモまで
カルガモやマガモやキジを狙うなら30mまでのネック狙いしかないですね
 
以上スプリンガーのパワーはPCPとは比べ物にならないくらい低いですが
手軽な楽しさはPCPには無い部分です、購入する方の参考になるかな?
 
追記
僕のモデルはTX200 MkⅡです現在のMkⅢモデルはピストンストローク
スプリング等も強化されていてカタログ通りの性能
RWS SF 15.9grで700ft/sエネルギーで17.3ft/lbsを出してるそうです。
MK3.jpg