先日許可の下りたエアライフルと同時に許可が下りたのはレミントンの40Xです
40Xには純正のマッチトリガーではなくカスタムトリガーがインストールされてました
とても軽くはなっていましたが自分には合わないので好みに調整してあるジュエルと交換
- 外したトリガーにはRifle Basix との刻印が有ります、名前は知ってたけど初めて見るトリガーでした調べて見ますとジュラルミンボデーの中にロストワックスで作られたA2工具鋼からできた部品を切削加工して組みこんで有るそれなりのトリガーのようです。
- 中身の構造図を探したのですが見つからず、外せる物はすべて外してパーツクリーナーで中も清掃
- 40Xの純正トリガーの構造はノーマル700トリガーと対して変わらない構造です
- トリガーアジャスティングで接点をギリギリに調整出来ますしトリガースプリングの強弱で重さも調整は出来ますがシアに掛かる力は直接トリガーに掛かっていますので調整の限界は有るでしょうあんまりギリギリに調整すると怖そうですね
- Rifle Basix Triggerの中身画像が無かったのですが以前所持してたサバッティーのPPCとトリガー構造が似ていたのでそちらの構造図を参考に
- 赤く塗ってある部品がシアとトリガーの中間に入ります、テコを使い掛かる力をかなり軽くしている訳ですコレですとトリガーの重さを調整するスプリングも生きて来ますしグリーンの記した部分トリガーとの接点に掛かる力も少なく咬み合いもギリギリに切れの良いトリガーを実現出来る訳です
- 調整はトリガーの全面の3個のイモネジで調整出来ました
- 画像では一番上がシアが切れた後のトリガーのストップ位置の調整
- 2番目が中にスプリングが入っていてトリガーの重さの調整になっていますが分解前は逆でした
- どちらが正しいのか分かりませんがスプリングが支点に近い方が重く出来ると思って入れ替えたのです、トリガーがグルーブ入りの幅広なので競技よりハンティングライフル向きかと思いまして
- 一番下のスクリュウはシアの咬み合わせの深さです、咬み合わせが深すぎると引きずる感じが出るので危なくない範囲でギリギリが好きですが軽いだけのトリガーは危ないですからね~
- 純正のトリガーとかを調整して軽くするのは鋼材の硬さとかも考えるとあまり好ましい事ではないと思うので注意しましょう1.5キロくらいの重さなら大丈夫だとは思いますが切れよくと咬み合わせギリギリ追及は避けた方が無難かと
- 外したRifle Basix Triggerは1キロ以上に調整し余分なセイフティーとボルトリリースパーツを外して保管しました。シーレンをローカルマッチで撃つ時にでも交換して使えればと思います700系はピン2本で交換できるので交換は楽です
最後に刻印に黄色いマニュキアを入れて終わり
40Xを手放して後悔していた私にmixi時代からお付き合いのマイミクさんが使いますか?と声を掛けてくれた物 僕が銃を引退するまで大切に使いたいと思います。 本当に感謝であります。